散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

北の土偶 縄文の祈りと心

2012年03月10日 11時05分00秒 | ART
「北の土偶」展を見に行ってきた。当初はのんびり午後にでも行こうと思っていたのだが、道新の記事で激込みというのを知り、朝一で行くことにしたのだ。





新さっぽろ発9:05のバスに乗ると、開場少し前に開拓記念館に到着。程なく入場が始まった。この時点で自分より前に100人以上はいたと思うが、円滑に入場はできる。まずは感想を少し書こう。

遮光器土偶(宮城県大崎市恵比寿田遺跡):かなりの個数の遮光器土偶があり、会場人気が盛り上がっていた。作風はかなりバリエーションがあり、これは何となく飾りが古典的に見える。
土偶(青森県弘前市砂沢遺跡):弥生時代の土偶。縄文末期の雰囲気が残っているそうだ。
中空土偶(函館市著保内野遺跡):これが問題の「カックウ」。髭のあるとぼけた顔が面白い。髭と同じ表現で、へその辺りにも毛が生えているのだ。

土偶(縄文のビーナス、長野県鹿野市棚畑遺跡):こちらも国宝。ツリ目の不思議な顔。イメージとしては、弥生人の顔がツリ目に思えるのだが、縄文時代にもツリ目の土偶は多い。下半身が大きくて、出産ということが重要だったのだな、と思わせる。
合掌土偶(青森県八戸市風張遺跡):パッと見に「老人っぽい」と思ったら、出産を迎える女性の像なのだ。こちらも国宝。
土偶(東北のビーナス、山形県舟形町西ノ前遺跡):8頭身で足がシュッと長く、すそ広がり。鳥っぽい姿は、まさしくライディーンでは。

腕組土偶(福島県福島市上岡遺跡):腕のストレッチ中に見える。
仮面の女神(長野県茅野市中ッ原遺跡):こちらはロボット調の土偶だ。印象はボーグ星人、足の辺りはガンダムか。
土偶(秋田県大館市塚ノ下遺跡):目にアスファルトが埋め込まれている。本郷新っぽい作風だ。

人面付土器(青森県平内町小形遺跡):ちょっとカックウに似た顔がついているのだ。
遮光器土偶(青森県つがる市亀ヶ岡遺跡):これが一般の人がイメージする遮光器土偶である。足が一本とれているが、故意に壊した説があるらしい。
鼻曲土面(岩手県一戸町蒔前遺跡):ぐにゃっと曲がった鼻で、苦悶、神がかり、または陶酔した表情を表現したものらしい。

土偶(山梨県笛吹市上黒駒遺跡):ツリ目に三つ口で、非常に猫っぽい土偶。あまり昔だと、日本には猫がそもそもいなかったらしいので、ちょっと興味深い所だ。
ハート形土偶(群馬県東吾妻町郷原出土):これはもうアートの領域だ。

今回気がついたのは、作風(と言っていいのか)のバリエーションが豊かだということだ。何となく時代と場所が同じであれば、似たタイプの土偶ができるのかと思っていたが、かなりの違いがある。それを見ていると、個々の作家の「作風」とでも言いたくなってしまうのである。

その時代に想いを馳せると、作った人はどういう扱いだったのだろう。神器を作る人として尊敬されていたのか、アーティスト的扱いだったのか、はたまた「ごくつぶし」扱いだったのだろうか。素朴なものも多いのだが、もしかすると誰でも作って見たのかな? 但し、自分の家族の墓に供えるために、泣く泣く作っていたのかもしれない。

想像が止まらなくなる展覧会であった。



■注意事項
・朝一番で行けば、そのまま入場できたが、展示室を出る頃(10時半頃)は、既に会場に入るまで1時間待ちになっていた。
・国宝3点の前まで行くには、最前列だと入場からさらに1時間かかると思う。
・但し、最前列の後ろはかなり自由に進めるので、人の後ろから見るのであればどんどん見ていける。
・私の場合は2列目から念力をかけていたところ、国宝前のスペースがふわっと開いて、最前列で見ることができた。
 (誰よりも国宝好きだからかな?)
・会場自体は決して広くないので、観覧自体はそれほど時間がかからないかも。
・駐車場も10時半頃には満車になっていた模様。やっぱりバスで行くのがいい(バスは座れる程度の混雑)。
・それから、混雑が嫌な人は、国宝3点がレプリカになってから行けば、多分空いているのかも。
・中空土偶のレプリカは、私も余市で見たことがあるのだが、普通の人は本物と区別はつかないはず。
・東京などで本当に混雑する展覧会の経験があれば、全く大したことのない混雑である。

ショップコーナーにガチャガチャがあったので、やって見た。ハート型土偶(左)は大当たりだと思うが、弥生式土器(右)は、展覧会の趣旨からずれているのではなかろうか…。1回200円、ヴィーナス土偶も入っているらしいので、お勧め!


検査&その後

2012年03月08日 15時45分07秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日の検査は頚動脈超音波検査とABI検査である。頚動脈超音波検査では、血管年齢は年相応(悪くないらしい)ということであった。昨日、少し首を痛めたので、途中で苦しくなってきた。

ABI検査は上肢は正常、下肢がやや良くない結果となった(正式には次回、結果説明があるだろう)。これは両手両足に血圧測定器具をつけ、通常の血圧測定よりはるかに大きい圧力をこめる検査なのである。かなり検査が痛いという噂も聞いていたが、まあ、それ程ではなかった(しかしずっと違和感は残っている)。

検査を終了して15時になったので、札幌駅すぐ近くの立ち飲み「S」で一杯。ちくわチーズ&キュウリと黒ビールを注文。ちくわには、山葵が添えてあるのだが、キュウリだけでなくチーズにもピッタリだ。黒ビールも美味い。



こんなことをやっているのだから、ある程度不健康なのは受け止めなくてはならないと思う。

20120308ギャラリー巡り プチ

2012年03月08日 13時39分12秒 | ART
本日は病院へ行く時間調整の間に、道新→時計台→たぴお→大丸→エッセの5か所。

■時計台ギャラリー「行動展北海道地区作家展」。
矢元政行「モニュメント」:円錐型のモニュメントに大勢の人たち。いつも通りの画風だが、モニュメントの周囲にある、掘立小屋のようなものが整然としていて、珍しい。
山田あやこ「無限層位-跡」:波のようにも岩のようにも、はたまた鯨のようにも見える形。中心にある黄色の光が印象的。
斉藤康彦「層」:黄金の金属板をみっしりと集めて、直方体に仕立てたもの。何だか見入ってしまう。

■ギャラリーエッセ「北海道教育大学岩見沢校 写真サークル展示会」。エッセは外光を取りこんでの展示ができるギャラリーの一つだが、今回は窓を閉め切り、その上にも作品を展示していた。これは初めてではないだろうか(表現上、何か意識したのではないと思うが…)。

今週末は札幌中心部を回る時間があまりないので、少しでもかせいでおいた。

根室の味

2012年03月08日 13時04分31秒 | 食べ歩き
本日は病院の検査に行くため、会社を休んだ。昼頃、街中に向かい、土曜日はランチをやっていない店に行ってみることにした。ここは根室のローカルメニューをランチで出しているのだ。

いまだ食べたことのないスタミナライスも気になったが、まずは一番の有名メニュー、エスカロップを食べてみよう。



ご飯部分はセオリー通り、竹の子のみじん切りをまぜたピラフになっている模様。その上にはカツ、さらにドミグラスソース。横にはサラダが添えられている。

噂に聞いていた通り、ボリュームは少なめ。今日は少々二日酔いだったので、結果的にはちょうど良い量になったが、普段だったら物足りないであろう。

味はというと、はるばる深夜バスで根室に行って、現地で食べたものとは比較できないとだけ言っておこう。

コンプレックス?

2012年03月08日 00時54分12秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
明日は久しぶりに休みを取ったのである。そこで22時過ぎなのだが、もう一軒、恒例の「N」へ。スタート時点では実に混雑していたのだが、かろうじて1席あいていて座ることができた。

まずはハイボールから。通常のカティーサークで作ったハイボールに、カティーサークモルトをフロート。さっぱりした中に、少し濃いめの香りがする。



2杯目は久々のサウダージ。これを飲んだところで、急激に酔いが回ってきた。おっと、全く気がついていなかったが、隣席にはサホロ氏がいた。最近の道東観光事情を語り合う。

ここで、Nさんから「先日、コンプレックスを注文されました」と驚きの情報が。当ブログを見てのことなのか、私が注文したのを見てなのか…。まあ、奇特な方がいるものだ。ということで、客も減ってきたし、便乗注文でコンプレックスを飲むことにした。



今日はピリリと辛いものの、甘酸っぱさもある爽やかバージョンだ。しかし、ここで限界を迎え、タクシー帰宅。まあ、明日は休みだから良いか…。

室蘭焼鳥満喫

2012年03月07日 22時47分10秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は東京からのお客さんを交えて、「北海道の焼とりを食べに行きましょう」と、室蘭焼鳥の店「I」へ。

飲み物は終始ハイボールにした。食べ物は豚精肉、豚トロ、豚ハツ、豚タン、厚切りベーコンサラダ、うずら串、もつ煮、ザンギ、月見つくね、キムチ。

やはり焼とりはタレが良い。甘いだけではなく、何かスパイシーな感じがする。もつ煮も柔らかくできており、良かった。ザンギもパリパリだったね。さすがに人気店なのが良く分かる。

東京氏も満足されたよう。前回来た時と同じ、コンピュータ昔話から、レコード・カセットテープ話を経由して、ここではちょっと言えないような思い出話も盛り上がるのであった。

よし、私は一人分かれて、もう一軒行こう。

20120306最近読んだ本

2012年03月06日 22時35分38秒 | 読書
■「アコギなのかリッパなのか」畠中恵
元政治家の事務所に勤める主人公の所に、さまざまな厄介事が持ち込まれる。ミステリらしさはそれほででもない。

■「Dカラーバケーション」加藤実秋
今回も好調。面白かった。

■「甘栗と戦車とシロノワール」太田忠司
主人公は突然、元不良に人探しを頼まれる。意外と真面目な男の頼みを、真剣に受け止めるが…。少々、ハードボイルドっぽさを作りすぎではあるが、好感のもてる作品だ。

以下、図書館の5冊。
■「なぜ日本人だけが喜んで生卵を食べるのか」伊丹由宇
かなり日本人以外の人には嫌われている模様。ロッキーがビアジョッキに入れた生卵を飲む有名なシーンがあるが、日本人は「スタミナ付けようとしてるんだな」と思うはず。しかしあれは「あそこまでやるのか…(絶句)」ということを表現しているのだそうだ。

■「心ひだひだ」室井滋

■「黄昏」南伸坊、糸井重里
ゆるい対談と言うか雑談。

■「満足死」奥野修司
本人が心から満足して死んでいくには…、という話。しかし、行政・他の病院・大学・住民意識など、課題は大きい。

■「美味しい中国」楊逸
中国時代の食の思い出。

20120304最近読んだ本

2012年03月04日 21時26分03秒 | 読書
■「豪華客船エリス号の大冒険」山口芳宏
冒険探偵ロマン。読みやすいし、楽しめる。

■「キング&クイーン」柳広司
行方知れずになっていた、チェスの天才的チャンピオンが日本にいた。命を狙われているという話で、主人公の元SPは護衛を依頼される。非常に読みやすく、すいすいエンディングに向かうが、思わぬ仕掛けが。

■「美味しんぼ 108」雁屋哲、花咲アキラ
東日本大震災からの復興編。ほぼ1年たつんだねえ。

■「昔のグルメガイドで東京おのぼり観光」地主恵亮
50年前のガイドブックに載っていて、いまだ健在の店を訪ねる本。私が行ったことのある店では、煉瓦亭、かんだやぶそばがあった。確かに長くやっている店には一理あるのだろう。私も昔の札幌のグルメガイドを何冊か持っていたりして、確かに面白いのである。

以下、図書館の3冊。
■「正しく知る心的外傷・PTSD」水島広子
東日本大震災の後に出た本である。少なからず足元がすくわれるような、世界観の崩壊を感じる人がいるのだろう。

■「動物トリビア図鑑」千石正一、佐藤栄記
かなり知っている話が多い。

■「封印された「あづま・みちのく」の古代史」相原精次
ずっと遺跡や古墳が存在することも認められず、遅れた地域扱いをされていたのだ。北海道でもアイヌ文化以外に、オホーツク圏の文化がもっと紹介されていも良いような気がする。

二日酔いの日はやはりカレー

2012年03月04日 13時39分28秒 | 食べ歩き
今日は少々二日酔いなので、酒を抜こうとカレーを食べに行くことにした。琴似のカレー店「RN」へは約2か月ぶりの訪問となる。今、調べてみたところ前回も二日酔いで行っているのだ。いつもお世話になっていると言えよう。

今日はチキンカレーを注文。ナンではなく、ライスで行ってみよう。まずはサラダ、マンゴーラッシー。



それからチキンカレー。もちろん、ナンも美味しいのであるが、どうも日本人はカレーには米という気がしないでもない。



勢いよく、ライスお代わりをお願いして、腹一杯になった。残念なのはランチメニューに羊のカレーが無いことである。今度、夜来てみようかなあ…。


20120303ギャラリー巡り

2012年03月03日 17時45分35秒 | ART
本日のギャラリー巡りは、道新→時計台→たぴお→クロスホテル→プラニスホール→JR ART-BOX→大丸→紀伊国屋→札教サテライト→市民→三越→スカイホール→さいとう→ivory→ART SPACE201→富士フイルム→大通の17か所。

■クロスホテル「民野宏之展「1997-2012」」。本の装丁なども手掛けている作家の、静かな作品。しかし、レストランスペースに飾ってある画の方が多くて、どうにも見辛い(見れなかった)。1階エントランスには、こんな作品があった。



■プラニスホール「棟方志功 幻の肉筆画展」。私は前売り券を600円で購入していたが、当日800円だとどうだろう…。
「ふすま絵墨書 乾坤無妙」:乾坤無妙の4文字をそれぞれふすまに描いたもの。中空に浮かぶウルトラサインのようだ。下半分は黒に紫、黄、オレンジ、青を組み合わせたグジャグジャが描いてある。
「ふすま絵(旧亭) 岩に花」:薄墨と緑色で苔むす岩を描き、青と赤の小さな花を添えた作品。色彩のバランスと余白を見るべきだ。
「ふすま絵(旧亭)」:線が軽やかである。時にシャープ、時に柔らかい。

「達磨西来図」:前身赤装束の達磨。黄色の光輪のようなものが描かれている。何となく道都大学の版画作品に混じっていてもおかしくない感じ。
「阿修羅の柵」:3面で必死に走る少年阿修羅。これは可愛いね。
「大男子萬々歳 金太郎」:ひし形からはみ出そうな肉感。

「追開心経頌」:般若心経の文字を入れた16枚の連作版画。お経のみならず、複数の梟、貝、蝙蝠、葡萄等が配置されているため、リズム感がある。音楽すら流れてくるような呪術的な作品だ。



■JR ART-BOX「宮田章誉「昭和初期の農村」」。トウキビワラ工芸なのだそうである。現代アートではないのも、良いのでは。



■大丸「三岸節子・黄太郎作品展」。黄太郎の最も高い作品は400万円くらい。ふーん、なるほど。

■紀伊国屋「泊和幸写真展」。良くこんなの撮影できるなという、驚きの写真展。
「不時着」:宙を飛ぶ鷹の上に、黒い鳥が乗っているように見えるシーン。
「猛突進するキタキツネ」「生命の躍動」:キタキツネ対鷹の戦い。迫力ある。
「なわばり」:2種類の鳥が、空中でホバリングしながらお互いに威嚇しているシーン。

■札幌教育大学サテライト「2011年度 修了・卒業制作展 2期」。
沼倉菜々子「Cutie富士山」:巨大な目玉というか、洞窟というか黒いものがあり、全然キュートじゃないところが良い。
小菅謙「地」:「踏んでも大丈夫です」という説明の添えられた、割れた敷石。少しだけでも震災の事を想う。
大島奈穂「あの日落ちたひかり」:静謐な日本家屋に黒い猫。縁側に日が射している。

今千紘「花色娘」:大胆に塗り分けられた色彩で、女性の顔を描いた作品。
山越美里「Island」:古びた巨大な円柱状のタンク。いくつものタンクが点在している所を島に見立てたのか。

今年の卒業制作展は良い作品が多かったように思う。

■市民ギャラリー「第44回 北海道芸術デザイン専門学校卒業制作展」。
物見綾子「mono-colle」:銅版画による、女性服のファッションショー。これは女性ならではという気がする。

OB展を期待していたのだが、野沢桐子は旧作の出品であった。お願いです、新作を期待しています!

■スカイホール「栗谷川健一生誕100年展」。今見ると、北海道に対する大いなる誤解を生みだしたのではないか、という感じすらしてくる。
1939年「北海道へ」、1951年「夕日と牧舎」、1957年「牧場の鐘」:まるでアメリカ西部である。
1955年「ムックリを鳴らすアイヌ娘」:これもイメージづくりに一役買ってしまったのだろう。
1955年「ポプラ」、1961年「赤いエイレーキ」:この辺は高原牧場や避暑地のイメージだろうか。
1963年「ジャンプ」、1969年「昇る太陽」:この頃から、札幌の都会のイメージが入ってくる。

サウダージな日

2012年03月03日 17時41分39秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日の2軒目はすすきのの北側にあるバー「C」へ。

1杯目はウィスキーソーダ。2杯目はレシピを説明してサウダージを作ってもらった。

マスターと最近の酒飲み事情を話しつつ、3杯目もサウダージ。結構酔っ払い、大通で八重山そばなどを購入して帰宅。

そういえば、光映堂本店は3月20日で閉店するとのことであった。


ひさしぶり もつ

2012年03月03日 16時32分18秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
16時になり、久々に狸小路のもつ焼き「I」へ。

通しは三升漬奴、飲み物は梅割り炭酸にしてみた。



今日のつまみはマカロニサラダとシロタレだ。どうも昼食が結構なボリュームで、あまり食べられる気がしない。





再度、満腹になってしまい、これにて終了。久々のシロタレは美味かった。既になじみの味という気がする。

微妙な気配

2012年03月03日 12時24分44秒 | 食べ歩き
本日の昼食は大通近辺で中華料理を食べることにした。店外看板の「四川風焼きそば」というのに、何かピンと来るものがあったからだ。ということで、早速注文。





焼きそばは麺が少し弱い気もしたが、ほど良い辛さで、たっぷりの野菜も良かった。スープ、サラダ付きである。

それはまあ良かったとして、どうも某オジサンのフロアオペレーションが微妙であった。普段この店では、席さえすいていれば、4人テーブルに座るのだが、明らかにガラガラなのに、大テーブルへとの指示が出た。

確かにその理論は分かる。後からグループ客が来ることを想像すると、4人テーブルの方をあけておきたくなる。ところが結果して、来たのは1人づつの客が5人だったんだよな。後から来た人たちは、4人テーブルにもバンバン座っているのだ。

最後に勘定した時も、レシートを渡そうとするそぶりすらない(前のオジサンの時は渡されていた)。レシートが欲しいかどうかは別として、判断は客にゆだねるべきだと思うのだが…

しばらく期間を置こう。

ビーフシチューから塩辛まで

2012年03月02日 23時27分16秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日はちょっとした打ち合わせを終えてから、大通の居酒屋「Y」へ。

飲み物は黒ビールから燗酒へ。

食べ物はおでん(豆腐、肉だんご…不思議な味で美味い)、ビーフシチュー、枝豆、塩辛、目刺し、鯖焼き、ホルモン焼き、焼きうどん(味付けイイ)を食べた。

こうして見るとビーフシチューだけが異質だが、値段安く(1100円だったか)、量たっぷり。なかなか本格的で美味いのである。

いつしか時は23時を過ぎ、この1軒で帰宅したのであった。

今週は連続して飲んじまったなあ

2012年03月01日 20時49分04秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日はすすきののバー「N」へ。1杯目は迷いに迷ってデュワース+ザクロ+ライムのカクテル。ジャックローズのウィスキー版という感じだろうか。



甘酸っぱさの中から、結構デュワースが個性を主張するカクテルである。2杯目はなみなみと弧拳。



今回はウィスキーにオールドオーバーホルトを使用しているのだが、次はワイルドターキーライを使用して見ましょうかという話があったので、メモしておこう。

3杯目はインドのウィスキー、アムルットカスクを使ったサイレントサード。アムルットはそれほど高価ではないので、ウィスキーの味をしっかり際立たせたいカクテルに使うのは効果的ではあるまいか。モルト好きには「普通に飲め」と言われそうだが。

最後はアクアビットスモーキーマティーニ(カリラ16年使用)。



これももったいない飲み方なのかねえ。あまりカリラらしくない、感じがした。

これだけ飲めば十分だろう。ふらふらになって帰る。