散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20120317ギャラリー巡り

2012年03月17日 16時46分50秒 | ART
本日は、ポルト→大丸→エッセ→STV→時計台→道新→大通→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→ivory→NEW STARの13か所。

■ポルトギャラリー「絵画の場合2012-最終章-」。
武田浩志「portrait」シリーズ:人物とリボンのようなものを重ね合わせた表現。面白い。

■ギャラリーエッセ「田中良直写真展」。田代島という猫が多く住む島での猫のいる風景。今調べてみると、「猫がきらい」という声も島にはあるらしい。

■STV北2条ビル「富原加奈子展」。



■さいとうギャラリー「石垣渉 水彩画の世界展~地球~」。世界一周をしながら描いた水彩。
「べたなぎ」:アラビア海を描いたものだが、雲海にも見える青と白の世界だ。
「ワンダーラー、ワンダーランド」:ピラミッドの巨大な三角と、ぬぼっとしたラクダの頭部が対象的。

調子悪く、全体的に感想がわかない。

恒例のカレースパ

2012年03月17日 14時15分53秒 | 食べ歩き
いや、今日はひどい二日酔いだった。天気予報でも札幌は雨とかで(結果的にはほとんど降らず)、出かけようかどうしようか相当迷ったが、なんとか出発。

昼食はやっと何か食べる気になった14時過ぎに、恒例のカレー「I」でカレースパゲッティを食べる。



ものすごくゆっくりと食べて、何とか体に食事をなじませることができた。カレースパイスが効果を出してくれることを期待しよう。

素直に酔えない日

2012年03月16日 21時33分58秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
まずは下ごしらえ。大通北側のバール「BC」へ久々に行き、白ワインを1杯飲んで時間調整。

その後、今年に入って初のカクテルの会へ出席する。1、2月とどうにも日程調整が上手く行かなかったのだ。

さて、飲み物は以下の8杯。
1杯目:ジンソーダ割り
2杯目:オリンピック
3杯目:シャンゼリゼ
4杯目:マンハッタン
5杯目:フレンチ75
6杯目:ギムレット
7杯目:ロブロイ
8杯目:スティンガー

どういう考え方で飲んでいるのか、自分に聞いてみたいような脈絡のないセレクションだ。

食べ物は、合鴨のスモークとピスタチオのパスタ水せりの香りというのが、ほど良く濃厚で美味かった。

しかし今日は、どう解釈していいのか分からない話があり、迷走してしまった。正直なところ、面白くない話である。

本格的中華

2012年03月15日 21時19分33秒 | 食べ歩き
本日はお世話になった方の送別会である。中島公園の南西あたり、中国料理「Y」へとやって来た。人により、タクシー、地下鉄、路面電車とそれぞれの移動になったが、私は時間があったせいもありオール徒歩で行ってみた。

飲み物はビール(初めて青島ビールを飲んだかも)、紹興酒。

食べ物は前菜のクラゲ、キュウリ、サラミ(脂溶けがいい)、ピータン(卵の味がする)、袋茸の炒め物、鶏とカシューナッツ炒め(サクサクの歯ごたえが効果的)、小籠包(スープたっぷり)、水餃子、エビチリ、豚唐揚げ(ピリ辛)、炒飯(パラリとしていて、良い具合に濃厚)、中華スープ、杏仁豆腐とオーソドックスながら、万全のメニューであった。

私のスピーチもまあまあまとまって、今日はもう一軒行こう!

20120314最近読んだ本

2012年03月14日 22時10分08秒 | 読書
■「ビザンツ皇妃列伝」井上浩一
ビザンツ帝国の皇妃をテーマにした話。なぜそんなことを…、という所まで踏み込んで書いているのが面白くもあり、小説的でもある。

■「桜さがし」柴田よしき
中学校時代からの友人4人がであう事件。恋愛要素も多い。

以下、図書館の5冊。
■「日本人はなぜ震災にへこたれないのか」関裕二

■「お金持ちほど「捨て方」がうまい!」堀之内九一郎

■「鈴井貴之編集長 大泉洋」OFFICE CUE
今でこそ、ちゃんとした感じになって来たが、初めてこの本を銀座で見かけた時は、思わず店員さんに「この本、売れてますか?」って聞いてしまった。

■「原発文化人50人斬り」佐高信
原子力発電の広告塔になった人々への指摘。かくいう私自身も条件付き賛成派(容認という言葉はずるいと思う)だった(いや、過去形とは言い切れない自分がいる)ので、非常に悩ましい。

■「「十五少年漂流記」への旅」椎名誠
モデルになった南太平洋の島への旅など。

結構ベロベロに

2012年03月13日 20時22分16秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
日本酒3杯でほど良く酔っ払った私は、心の歯止めが外れてしまい、歩いてすすきのへ。まあ、18時ちょっと過ぎだったから、しょうがないよね(1軒目、何時から飲んでたんだ?)。

いつものバー「N」で、最初の1杯は心に決めていた、弧拳ワイルドターキーライバージョンである。弧拳というカクテルには、ライウィスキーが入るのだが、それをワイルドターキーにする上級バージョンである。しかも、Nさんのおかげで、オールドボトル使用である。



味はというと、もともと弧拳というのは良くできたカクテルだなと思っていたのだが、そこからさらに香りが良くなった感じがする。何となく草原を思わせるというか、爽快な仕上がり。これ以降、弧拳を飲むときには、このレシピにしようかなあ…。

2杯目はこれまた宿題だった、ギムレットハイボールにタリスカーをわずかに加えたもの。さっぱりした味の中から、ジワリとモルト風味が上がってくる。ギムレットハイボールじゃ、ちょっと爽やかすぎるぜ、という方にお勧め。

3杯目は「とにかく苦いカクテルで」とお願いし、マイヤーズラム+フェルネブランカ+イエーガーマイスターを合わせたもの。苦かったのだが、もはや目が覚めるというよりは、泥酔まっしぐら。



さすがにこの辺で帰宅することにしよう。

懐かし酒場 第6回

2012年03月13日 18時25分52秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は平日だが、仕事の終了した場所からほど近い、焼鳥の「T」へ行ってみよう。約7年ぶりの来店、シリーズ6回目の「懐かし酒場」である。

以前、店の前を通った時に見つけた、焼鳥セット(1500円)を試してみよう。これは酒3杯orビール2杯と、本日の通し、焼鳥5本がセットになっているのだ。

ビールがダメなので、飲み物は日本酒にしてみた。早速、店のお母さんがポットでお燗をつけてくれる。本日の通しは冷奴に塩辛のせ。これをちびちびつまんで、焼鳥の焼き上がりを待つ。



焼鳥はおまかせ5本ではなく、自由に選んで良いらしい。これは嬉しい方式だ。そして到着した第1弾は右から、鳥精、豚精、鳥レバーである。



しかも全部いっぺんに来ず、時間差をつけてくれるところが嬉しいね。味もごく普通にいい感じである。そして、第2弾はつくねと豚レバー。豚レバーは伝統的な味わい。つくねはニラの香りが効いており、ボリュームもなかなかのものである。



軽く飲んでいくならこれで十分なのだが、酒3杯はなかなか手ごわい。食べ物が先になくなり、もつ煮込みを追加してみることにした。



もつ煮込みは、もつ、ゴボウ、こんにゃく、豆腐、ニンジン等でもり沢山である。結構良い具合に飲んで食べて、これで1850円だったかな? かなり素晴らしいセットだと思う(もつ煮込みは別注)。このシリーズ、久しぶりにやってくる店ばかりなのだが、我ながらなかなか良い所が多いなあ。



これで夜空を見ながら帰れば良かったのだが…


20120311最近読んだ本

2012年03月11日 21時36分25秒 | 読書
■「鬼平犯科帳14」「鬼平犯科帳15」池波正太郎
再読。

■「優しい密室」栗本薫
再読。

■「花のズボラ飯2」久住昌之、水沢悦子
素敵な奥さん風じゃない食事を作って食べる、恍惚系マンガ。たまには本能を爆発させよう。

■「伊集院大介の冒険」栗本薫
再読。

■「UN-GO」會川昇

■「外様大名40家」榎本秋
何となく、弱小派閥サラリーマンの風情あり。

■「旅情酒場をゆく」井上理津子
各地の名酒場を回る旅。作者は得意分野に遊郭関連があるため、その辺の話の深みは増している。その反面、ホルモン系がダメなのね…。

以下、図書館の1冊。
■「匂い立つ美味」勝見洋一
いかにも臭そうな美味から、そういう印象のない食べ物まで幅広く取り上げている。確かに全く知らない人に嗅がせてみると、実は結構匂うというものはあるだろう。ご飯だって、結構な匂いがするからね。

なるほど、一理あるが

2012年03月11日 12時11分36秒 | 食べ歩き
行ってみようと思った店が閉店していたため、方向転換。うどんの「T」へ行ってみることにした。ここは非常な人気店で、大混雑なのだが…。外から見たら大丈夫だったのだが、店内には待ち客が2名。待つのが嫌いな私も、非常に珍しいことに椅子に座って待つことになった。まあ、メニューを見ていたので、暇ではなかったが。

カウンターが空いて着席。かしわ天ざるというのを注文する。さほど待つことなく(隣のオヤジはしばらく待たされていた)、注文の品が到着。うどんの見た目が非常に美しい(写真で分かるか?)。



早速食べてみると、がちがちに硬いのではない、少しソフトとも言える歯ごたえ。麺は非常に滑らかだ。つゆは中庸。もちろん最初は麺をそのままつけて食べるのだが、青ネギ、ゴマ、生姜、レモンの薬味軍団も嬉しい(なお、カウンターには天かすもある)。

かしわ天は薄切り肉を揚げて、こちらもソフトな感じ。薄切りでも5枚はついていたから、ボリューム的には文句なしだ。うどんも思いのほか食べ応えがあった。

さて、以下は問題点。

やはり混雑のせいか、落ち着かないのはしょうがないよなあ。席に座ってから料理が出るまでの時間は、それ程長い訳ではないので、まあ人によっては問題ない範囲か。

それから麺が非常に長くて食べにくい。もちろん、そういう麺の仕上がりなのは別にかまわないのだが、それならば割り箸を出して欲しいものだと思う。あのプラ箸はどうにも感心しない。

東西線 琴似飲み

2012年03月10日 20時23分55秒 | 飲み歩き・琴似界隈
「さて、今日は東西線の琴似駅にやってきました。ここは古くからの商店街があるそうなので、素敵な飲み屋さんもあるんじゃないかと…」と、心の中で吉田類の真似をしながら、JR琴似駅方面へ歩く。琴似では知らぬ人のない(知らない人もいるとは思うが)、居酒屋「F」へ。

燗酒を注文して、通しはワカサギの南蛮漬け。



まず楽しみなのは、この店の豊富な刺身バリエーションだ。平政(博多産)、銀聖昆布締め(日高産)、生ボタン海老と生甘海老(羽幌産)を注文。



銀聖(鮭)というのはちょっと珍しいね。トロサーモンのようなベタっとした脂がなく、山わさびでシュッと美味しい。海老は身の甘さもさることながら、頭の部分にもたっぷり身と味噌が入っている。これは間違いなく新鮮さの証だろう。

次はこれも春の味、山菜天ぷら(こごみ、うど、ヒトビロ)。こごみはややぬめりのある歯触り。うどは苦みが一番ある。ヒトビロ(ギョウジャニンニク)は、ほど良い刺激のある味だ。塩で食べるもよし、山わさびにちょっとだけ醤油をかけたのも、これには結構合う。



海鮮ものからホヤ酢、金目鯛かぶと煮を注文。





金目鯛は良い味付けだ。白髪ねぎも相性が大変良い。とても大物の鯛の鯛(ヒレの骨)が取れたのだが、持って帰る途中で関節部分が外れてしまった。

酒は金滴彗星を冷やでもらう。新十津川で作られている北海道の酒。実にすっきりしていて、食事に上手く合う酒だ。

食べ物の締めは焼きおにぎり(じゃこわかめ)、ポークスペアリブ。





スペアリブはこんがり、良い具合に焼き上がっている。骨の周りも非常に美味しいが、最後に焼きおにぎりと合わせて食べると、これが「ぶた飯!」とでも呼びたくなるような、実に良い取り合わせであった。

この後は予約で満席ということで、ちょっと早めに移動(今日は込んでいる場所ばかりだ)。琴似のバー「D」へ。

1杯目は今月の再入荷からラフロイグ14年 チーフタンズを飲んでみよう。



ラフロイグの煙くささはするものの、全体的に穏やかな味。これならば、ゆっくりラフロイグの味を満喫できるだろう。2杯目はサイレントサードを注文。少し癖のあるモルト(銘柄不明)を使ってもらう。



うむ、ウィスキーの味もするし、カクテルとしてもまとまっている。これはサイドカーってマイルドすぎるよね、と言う人にもぜひお勧めしたい味だ。

本日最後はイチローズモルト・11年・ミズナラフィニッシュ。予想通り、ミズナラカスク由来のフレッシュな刺激成分が程良く感じられる一杯である。



今日は朝5時起きなので、この辺で限界。

少し気温が上がり、雪解けが進んできた札幌である。吉田類張りに一句(駄句で済みません。ちなみに、今日行った居酒屋の名前もかけてます)つぶやきつつ、帰るのであった。

「ふるさとで 縄文の夢 春めいて」

夕方の一杯

2012年03月10日 16時19分01秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
西11丁目の「BD」へ。少し時間も余ったので、軽く一杯やっていこう。

1杯目はハイボール(190円は嬉しい)。2杯目は赤ワイン。



スモークチーズを合わせてみた。



この店、スタンディングだとチャージ無しなのだが、ほとんどのテーブルに椅子がある。混雑してくれば別なのだろうが、今の私のように一人だと、わざわざ立っているのはバカみたいだしな。できれば、椅子なしの一角を希望したい。


20120310ギャラリー巡り

2012年03月10日 16時00分43秒 | ART
本日は開拓記念館(別項)→新さっぽろ→市民→創→三越→スカイホール→さいとう→ivory→大通→富士フイルム→CAI02→資料館の12か所。

■スカイホール「TURNER AWARD入賞・入選作品展2011」。実はこれまで、あまり感心した作品のなかった賞なのだが、今回は収穫があった。
本山智香子「Locked Unlocked/閉ざされた開かれた」:段ボールで作られた家を描いた6点の連作。6角形の形に描かれており、幾何学的な感じがエッシャーを思わせる。2重制作(作ったものを描いた)の感じもあって、不思議な気持ちになる。
石井貴紀「untitled」:生物のひだにも、縄文式土器の縁のイメージにも見える、面白い作品。

■大通美術館「千展」。いつもながら大迫力。
梅木美呂「回路A」:周囲の青に爽快さを感じた。栃内忠男の作品イメージが突然頭に浮かんだ。
伝法常子「種」:枯れた種子の存在感を感じる。
吉村千加子「魚C」:オタマジャクシのような2匹の争う魚。スピード感と力強さがある。

■富士フイルム「吉川優子写真展「アモーレがいっぱい」」。全てがイタリア万歳! の訳はないが、ことごとく楽しい感じがする所が良いのではないだろうか。
「Le Porte di Burano」:16枚の扉の写真。日本とは違い、デザインがバラバラ。1枚だけガラスが入っている扉に、作者が写り込んでいるところもなかなか。

***
今日の札幌は素晴らしい快晴だ。


新さっぽろにやって来たならば

2012年03月10日 12時00分44秒 | 食べ歩き
朝は慌ただしく出かけたので、猛烈に腹が減って来た。開拓記念館から新さっぽろに戻り、ヘルシーイタリアン「SZ」へ。早くも赤ワインを注文し、つまみと合わせる。

さっぱりキャベツのピクルス。



プロシュート。まあまあ。



辛味チキン。もう少し辛くても良いかなあ…。万人向けとも言えよう。



エビと野菜のトマトクリームリゾットを初めて注文してみた。リゾットであるならば、もう少し米の歯触りを残した方が良いのだが、この店でそうすると「火が通ってない」と言う人がきっといるのだろう。



結構力を入れているらしい、オリーブオイルを少しかけてみると、フレッシュな香りがして良かった。

店を出る時には、店の前に10人程の待ち行列ができていた。さあ、ギャラリー巡りを開始しよう。