![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/67/2dea85051b1b508e55a1c39632354444.jpg)
前々回の記事「チンアナゴ」で、いわゆるガーデンイール、チンアナゴ亜科には2属あるとしました。
今回のニシキアナゴ Gorgasia preclara Böhlke and Randall, 1981は、シンジュアナゴ属に含まれる種類です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/0d/60a6c13754640ff7e6a3a059691c075b.jpg)
シンジュアナゴ属の魚は主にインド・太平洋域に分布し、14種ほどが知られています。日本産は3種。チンアナゴ属に似ていますが、上唇の左右の遊離縁がつながっていないという特徴があります、この部分は今回写真を撮り忘れました、すみません。
日本産のシンジュアナゴの仲間は3種いて、いずれも体の模様で区別できます。シンジュアナゴは体側の側線孔上に白色点があるという特徴があります。アキアナゴは体が一様に乳白色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/07/5e82d0d40dba4acc92cbe42b03c2473f.jpg)
大きな卵の粒と思われるようなものが出てきました。雌と思われます。チンアナゴの卵とは成熟の具合が異なるだけでしょうか。生態はチンアナゴ同様、砂底に頭だけだして、流れてくるプランクトンを捕食します。