今日はスーパーでヒイラギNuchequula nuchalis (Temminck and Schlegel)が売っていたので購入して食べました。10匹以上、大きさがまちまちなのが入って300円とリーズナブル。
ヒイラギといえば、釣りをする方でしたらおわかりでしょうが、体表のぬめりが多くて嫌われ者です。でも今回の個体はすでによく洗ってあるのか、ぬめりなどはほとんどありませんでした。
内臓をとったら、あとは粉をつけてあげるだけです。
ヒイラギの仲間は、熱帯域にはたくさんの種類が生息しています。多くは沿岸域に生息し、釣り、刺網、底曳網などさまざまな漁法で漁獲されます。そして重要な食用魚になっています。日本の沿岸のヒイラギは小型で体長10cmほどですが琉球列島や東南アジアのものは15cmから25cmくらいの種がいたりします。今回は日本風のから揚げにしてたべましたが、東南アジア風の素揚げにしても美味しいかもしれません。
こっちにはネッタイヒイラギやキホシヒイラギがguiuan市場でよく見かけます。
パクシューという酢漬けみたいなフィリピン料理にたまに出てきます。おいしい魚ですね。