今日は雨のおかげで少しは涼しかった我が家。今回のぶろぐ記事は我が家にやってきたのは2回目だが、紹介するのは初めてという魚。スズキ目・シマガツオ科・シマガツオ属のヒメシマガツオという魚。従来オナガシマガツオとも呼ばれていたものは、ヒメシマガツオと同じ種とされている。オナガシマガツオはその名の通り尾鰭が長く伸びていた。マルバラシマガツオとは、体側の縦列鱗数で見分けることができる。マルバラシマガツオのほうが鱗の数が少ない。このヒメシマガツオはシマガツオと異なり稀な種とされ、水揚げされることは極めてまれである。
ヒメシマガツオの幼魚であるが、口には鋭い歯が生えている。幼魚でも肉食性の魚で、その鋭い歯で積極的に幼魚などを捕食するのだろう。よくにたシマガツオはより大きくなり、サバやイカの短冊などの餌にかぶりつく。おそらくこれも東シナ海の旋網漁業で漁獲されたものであろう。このような漁法では、同じシマガツオ科のリュウグウノヒメやら、ベンテンウオなどが漁獲されるのではないかと期待しているのだが、この2種については残念ながらまだ縁がない。いつか漁獲されることを夢見ている私である。
小さいながらも唐揚げにすると美味である。シマガツオ科の魚は成魚は白身で様々な料理に向き、フライや塩焼き、刺身にすると美味。このヒメシマガツオも長崎「たくじー」さんこと石田拓治さんより送っていただいた。ありがとうございました。今回は忙しいので早めに失礼。ここまでじらしてきたが、次回は「本命」の2種について、ご紹介したいと思っている。よろしく。
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