北の海の魚その2です。今回は魚と思えないような魚のコンペイトウEumicrotremus birulai Popovです。
名前はもちろん、その姿形も全く魚らしからぬものです。魚というよりは、むしろ熱帯の木の実・・・?しかしこの個体は酷寒の日本海の底曳網で漁獲されました。カサゴ目、ダンゴウオ科と、科名も美味しそうなものです。
本種は、おなかに吸盤を持っています。ハゼなどと同じく、腹鰭が変化したものですが、形状などはかなり異なっています。その名の由来となった体にある大きな突起は、「骨質瘤状突起」といいます。これを手のひらにのせるとかなーり気持ちいいものです。
ちょっと見難いですが、吸盤でトレイに張り付くの図です。しかしコバンザメの吸盤ほど張り付く力が強くありません。あまり長いこと張り付かず、少し移動するのでしょう。
今回は何かあったのかしら?!
…と思って見てみると。。。
納得!納得!でした
それにしてもこの魚、愛嬌のある顔してますねぇ、
可愛いすぎます!!
しかも「かなーり気持いい」だなんて。。
もう、思わず触ってみたくなっちゃいますね
お腹の吸盤、ホテイウオにも同じような吸盤が有るのを見たことがあるのでホテイウオをしらべてみたらこちらもダンゴウオ科、というと結構似たもの同士なの?!とするとホテイウオみたく「ぶにっ」とした感触なのかしら?!
で、
「骨質瘤状突起」って骨質って言うだけあって突起は固いのかしら??
じゃぁ、ぶにっとしていながらこりこりしてるの?!
…などと、想像ばかりが先行してしまってるミトでありました。
骨質瘤状突起は、たしかに「こりっ」とした感触でした。マッサージグッズのこぶボールと似た感触です。それ以外のとこの皮膚は軟らかめです。
ホテイウオもダンゴウオ科ですね。ダンゴウオ科で食用になるのはホテイウオだけのようです・・・
あまり気づかなかったです
これはこれは 失礼いたしました。。。
私が 魚の名前のタイトルの時に
やたら テンションがアガって
反応する速度・感度が 良くなりすぎている、
ってことなのかもです (^-^;)