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久しぶりのぶろぐ更新です。
今回の魚はミツバモチノウオ。ベラ科・モチノウオ属の魚で、全長40cmに達し、ベラの仲間としては大きめだがこの属では平均的なサイズかもしれない。モチノウオ属にはベラ亜目の最大種であるメガネモチノウオが含まれている。
ミツバモチノウオの特徴はいくつもあるが、大きな特徴はその尾鰭。尾鰭の中央部が伸びているのだ。ただあまり伸びていない個体もいるらしく、注意が必要なよう。
ミツバモチノウオの頭部には赤い斑点が散らばる。アカテンモチノウオの頭部にも斑紋がでるので同定のポイントということにはなりにくいようである。この2種を見分けるのには体側の模様を見るのが一番だ。ミツバモチノウオには赤い線があり、アカテンモチノウオには白い点がある。
ミツバモチノウオを今年見るのはこれが三回目。1回目は沖縄那覇の公設市場であった。しかし牧志=高いというイメージ(どうしても観光客向け、魚体はきれいなので)、もあり、実際に購入したのはオオモンハゲブダイだけであった。2回目はその翌日。写真の沖縄美ら海水族館である。3回目は今回。鹿児島県産で田中 積さん(田中水産)より。いつもありがとうございます。
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