ちょっと5日ほど更新の間隔があいてしまいました。すみません。この魚はサンゴイワシという魚です。サンゴイワシは、ハダカイワシ目ソトオリイワシ科の魚です。
こちらの写真はトップ画像の個体とはまた別の個体。鰓蓋のところは光を当てると鮮やかなブルーになりとても美しいです。腹部にはたくさんの発光器があり、まさに深海魚らしい魅力にあふれる魚といえます。発光器が腹部にずらっと数列に並ぶので、ハダカイワシの仲間と区別できます。餌は小型の甲殻類や、ハダカイワシの仲間も食っています(実際に消化された状態で出てきた)。
ハダカイワシの仲間は俗に「やけど」と呼ばれ、干物にして販売されることがあります。ハダカイワシに近縁なこのサンゴイワシも同様に干物にして食べてみました。
頭を落として、一夜干しで焼いて食べていました。やわらかく脂もよくのり、かなり美味しいです。骨も食べられます。干さないで焼いたものはものすごく脂が強くて食べにくい感じもしました。このサンゴイワシは底曳網漁業を行っている地域では比較的よく獲れる魚なので、スーパーなどで販売されている可能性もなくはないです。見かけたらぜひ食べてみてほしい魚です。
おまけ。
寄生性のカイアシに寄生されてチョウチンアンコウみたいになったサンゴイワシさん。関係ないけど「365日の紙飛行機」って、いい曲ですよね。AKBですが。
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