戸田恵子

　最初の香港在住時代、次男が2歳くらいのころ。いっしょに買い物に行ったりすると、突然“エンコ”して、その辺にしゃがみこんでしまったりする。「ちからが、でない・・・」というので、「アンパンマン、あたらしいかおよ！それっ!!」と投げる真似をしてやると、「げんきひゃくばい！あんぱんまん！」と“復活”して、歩き出してくれたものだった。（銅鑼湾のSOGOの前でこれをやるのは少々恥ずかしかったが）
　そのアンパンマンの声といえば戸田恵子さん。「きかんしゃトーマス」のトーマスの声も戸田さんだ。長男が大好きだったから、ビデオを何本も買った。
　なんて、アニメ声優みたいだが、この人はバリバリ女優。私の好きな役どころは、「ショムニ」で社員運動会のチアガールで盛り上がるOL。「純情きらり」のお母さんもよかった。そういえばWOWOWで始まったドラマでは、性転換して女性になった人の役とか（第1回は見るの忘れた＾＾；）
　残念ながらまだ生の舞台を見たことないけど、ミュージカルや芝居の舞台も常に何かやってるようだ。「どれみふぁワンダーランド」の「ライブハウスOKEI」コーナーで、どのゲストとも共演した話やお互いの舞台の話があれこれ出てくる。
　トークのあとに戸田さんが1曲歌うことになってるこのコーナー。8/22（土）の放送では、荒井由実の「ひこうき雲」を歌った。
　ユーミンといえばノンビブラート唱法で、淡々と歌うけど、戸田恵子の「ひこうき雲」はドラマ。絵が目の前で動いていく。こうして聴くと、ユーミンの曲は楽曲として完成しているけれど、ある種ただの素材でもあると感じる。戸田恵子は、心をこめて“料理”にしている。
　聴き終わったゲストの今村ねずみが泣いちゃった。そういえば、「上をむいて歩こう」を歌ったときのゲスト森公美子も、「上むかなかったから涙出ちゃった」と言って目頭押さえてた。手元に残したいライブを毎回やってくれている。
　その戸田恵子、明日（8/28）「笑っていいとも！」のテレフォンショッキングに出る。呼んだのは中村獅童。何つながり？と思ったら、「大河ドラマとかでご一緒して」という。あ、「新撰組！」か（戸田恵子は京の宿屋の女将だったような＾＾；）。
　戸田さん、私よりいくつか年上、くらいだと思うが、体型崩れずお肌はつやつや。見習わなくちゃ

＜追記＞
　「笑っていいとも！」に登場した戸田さん、カッコいい～～～
　黒のポロシャツにパープルのミニスカート、タイツにブーツ。タモリが「スタイルいいですね～」「お洒落ですね～」と感心している。なんと、自分のブランドのWEBショップを持ってて、プランナーだそうな（デザイナーはPaniCrewのボーカルの人）。
　昨日ちょっとWikipediaで見たら、野沢那智の劇団薔薇座で活動してたそうで（知らなかった＾＾；）。薔薇座でいっしょだった人が立ち上げた岸野組で、10月だかに下北沢の本多劇場に出演するとポスターを持ってきていた。
　朝、久本雅美と「戸田さん、いくつになりました？」「51」「同じです～」「休んでる？」「休んでないです」なんて会話をしたそうで。自分で年齢暴露(?!)に、客席はびっくり（若く見える!!）
　今年、自分のライブコンサートを含めて5本の舞台をこなした上に、観賞するほうもバリバリ。ニューヨーク6泊で10本か11本の舞台を見てくるという。デリで食べるものを買っておいて、ホテルの部屋で食べて、昼公演を見てちょっと散歩して、夜公演を見て。「あとは寝てます。寝倒します。寝る、見る、見る、寝る」
　最後は日本未発売のDVDなどを漁ってくるそうな。いや、人生楽しんでる。
　1/100アンケートは「今年の5本の舞台をどれか見た人」。2人！惜しい＾＾；
　紹介したお友達の渡辺正行がゴルフ場から、「今パーパットだから10秒待って！」と言ったのには笑った（パット入ってよかったね）