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日本開催断念

2011年03月22日 16時33分52秒 | スポーツ

 ISUが、世界フィギュアスケート選手権の日本での延期開催を断念したというニュース。“日本で10月開催”はなくなった。やれやれ
 ISUの発表によると、日本で開催するための解決策を見出す"priority"を日本スケート連盟に与えていたが、「断念せざるを得ない」という決定を理解する、とのこと。4月に予定されていたWorld Team Trophy(国別対抗戦)は2012年4月に日本で行うことで合意した。
 ISUの発表には出ていないが、日本経済新聞によると、チンクアンタ会長は「4月末から5月に開催する。秋までは持ち越さない」と語った。代替開催国候補はカナダ、ロシア、フィンランド、ドイツなど。さらに時事通信によると、「ISUは傘下の各国連盟などに代替開催についてのアンケートを送付。4月か5月の実施、会場の客席数、宿泊面などで条件を付け、22日夜までの回答を求めた。回答に基づき、早急に結論を出す方針。」
 今週中には結論が出そうだ・・・

 日本スケート連盟はぎりぎりまで、なんとかして日本で開催しようと頑張っていたようだ。19日付・20日付のいくつかの記事で、すでにISUが4月~5月他国開催も視野に入れていると報道されているのだが…
 記事によると伊東フィギュア部長は、「秋に開催可能な会場を探しているが他競技の使用予定が詰まっており、難航している」「候補はあるが、秋はスポーツが多い。他の競技にお願いして、会場を譲ってもらわないといけない状況」とした。それでも「日本に開催優先権はある」「選手やファンのためにもできる限り日本で開催したい」と語っていた。
 あっという間に完売したチケットを確保して、生観戦を楽しみにしていたファンたちは、日本で開催されれば嬉しいだろう。しかし、それは選手たちが完璧にコンディションを整えて、今季最高の演技を見せてくれるという前提の話だ。その前提が崩れてしまっては、嬉しくもなんともない、のでは
 「他国が手を挙げたのは予想外だった。(日本の)選手たちも10月に向け、気持ちをあらためているから」と困惑していたそうだが、10月に開催という案が出てくる方が予想外じゃない?!
 日本の選手たちといっても、男女シングルはすぐ気持ちを切り替えていける実力者ばかりだが、、、キャシー&クリスのリード姉弟は、ショートダンスのリズム課題などがどうなるのか、気をもんだはず。
 そして、他国の選手たちがどう感じるか、、、どこまで考えたんだろう。

 電力需給が逼迫してない西日本で会場が見つかればすぐできる!とも考えられたが、各国が日本への渡航を禁止したり帰国命令を出したりしている状況では、日本でやること自体が難しい。安全が確保できても、安心して来てもらえないんじゃ、、、
 次に日本での開催が何年後になるかわからない。今回の代表の中で、そのときには引退している選手もいるかも。でもこればっかりは、どうしようもない
 日本スケート連盟やフジテレビなどの関係者に対して、「よく決断してくれた」と感謝するツイートもあった。ISU発表に「法的・契約面の制約も無視できない」とあったから、煩雑な手続きがこれからあるのかもしれないが、何よりも選手たちとフィギュアスケート競技のために、これでよかったと思う。
 あとは決定が出るのを待つだけ

 さっき、NHKBS2でミュージカル映画「ヘアスプレー」を見た。昨季、村上佳菜子ちゃんがエキシビションで滑ってた曲があった(「1, 2, Cha-cha-cha」で始まるやつ)。これか~と思ってたら、映画の後には4月から放送開始の「Glee」の宣伝。小塚崇彦の今季のエキシビションナンバー(のひとつ)だ♪と、思い出すネタいっぱい。
 やっぱり、世界選手権でシーズンを締めくくらないと、ファンも今季が終わらない

コメント (2)
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