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好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

【ネタばれ注意】GPロステレコム杯2013女子フリー

2013年11月23日 20時47分25秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第6戦、ロステレコム杯(ロシア大会)女子フリージャッジスコア)。

村上佳菜子 SP: FP:113.22 合計165.76
 「愛のイエントル」♪ しっかりと力強く滑り出し、冒頭の3回転+3回転をきれいに決めると、柔らかな動きの中で次々とジャンプを決めていく。後半の3連続あたりでは、観客もノーミスだと気づいて大きな拍手がきた。終わった瞬間、笑顔がはじけた

今井遥 SP: FP:95.75 合計145.30
 こちらも微笑みながら元気よく滑りだしていった。一つジャンプで転倒があったが、愛らしい乙女キャラを前面に出して全体をまとめられたと思う。あまり点が伸びなかったのは、回転不足があったかな

ニコル・ゴスヴィアニ(ロシア) SP: FP:106.96 合計157.17
 白地に透ける黒を重ねた衣装がお洒落(前にも書いたかも^^;)。地元の声援に後押しされて、いい感じによくジャンプを決めた。ステップでは手拍子をたくさんもらい、終わった瞬間はガッツポーズ。

宮原知子 SP: FP: 合計
 「ポエタ」♪ 最近フィギュア界で流行りのフラメンコ。落ち着いて冒頭の3回転+3回転から決めていく。きちんと振付をこなしながら、曲とうまく合わせてジャンプが決まると盛り上がる。一つだけバランスを崩したジャンプがあったほかは、いい出来だった。コレオシークエンスのスパイラルなどもいい。ロシアの観客に名前を覚えてもらえたかな

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア) SP:60.16 FP:111.71 合計171.87
 「マラゲーニャ」♪ 前半のジャンプで2度転倒してどうなることかと思ったが、観客から強力な励ましの拍手 後半、ダブルアクセル+3回転トウループなどをしっかり決め、アピールしまくりのステップやコレオシークエンスで盛り返した。

長洲未来(米) SP:60.44 FP:114.93 合計175.37
 「007」♪ 冒頭から3連続コンビネーションを決めて波にのった。全てのジャンプでよどみなく、きびきびした動きでステップの振付もカッコよかった。最後のジャンプを決めた瞬間の、両手をきゅっと開く振付はガッツポーズの代わり

アグネス・ザワツキ(米) SP:60.45 FP:102.76 合計163.21
 「ラ・クンパルシータ」♪ タンゴのリズムを力強く刻みながら滑る。前半は3回転+3回転も入ってよかったが、後半2回転になってしまうジャンプがあって、クリーンな出来にはならなかった。でも観客は曲に合わせて手拍子してくれるから嬉しそう。

カロリナ・コストナー(イタリア) SP:67.74 FP:122.38 合計190.12
 「シェヘラザード」♪ ターコイズブルーにカラフルなクリスタルを散りばめた素敵な衣装、前回よりずっといい ただ、スカートの下のパンツ部分が肌色らしいのが、ちょっと気になった。優勝しなければ!という思いが強かったのか、ジャンプの着氷で少しふらついたりバランスを崩したり、、、でも表現力はさすが。

ユリア・リプニツカヤ(ロシア) SP:72.24 FP:118.56 合計190.80
 「シンドラーのリスト」♪ このプログラムの物語の少女キャラをきちんと演じているのは好感が持てる。冒頭のジャンプで転倒、回転が抜けるジャンプもあったが、後半にダブルアクセル+3回転を成功。僅差で逃げ切った。

 結果、優勝リプニツカヤ、2位コストナー、3位長洲未来。日本勢は宮原知子が5位、村上佳菜子7位、今井遥9位となった。リプニツカヤはファイナル進出、コストナーは逃した
 進出する選手は、浅田真央、リプニツカヤ、アシュリー・ワグナー(米)、アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)、アデリナ・ソトニコワ(ロシア)、エレナ・ラディオノワ(ロシア)。6人中4人がロシア勢 昨年の男子で日本勢が4人進出したが、それと同じような感じ。

 このあとはペアのフリー

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GPロステレコム杯2013アイスダンスSD

2013年11月23日 03時13分52秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第6戦、ロステレコム杯(ロシア大会)。ロシアで人気のアイスダンスが1日の最後の種目になる。ショートダンスジャッジスコア)。

シオブハン・ヒーキン=ケネディ/ドミトリー・ドゥン(ウクライナ)
 ツイズルの途中で近づき過ぎて一瞬あせったが、事なきを得た。45.00。

クセニア・モンコ/キリル・カリアビン(ロシア)
 あんまりよく見られなかったんだけど^^; 技術的に安定している印象を受けた。55.83。

パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ)
 登場前からポーズを決めてるパイパー 持ち上げられながら男性の頭をまたぐリフト、迫力。伸び伸びと楽しげに滑っていた。オリンピックに関係ない(二人の国籍が違う)気楽さがある?! 51.14。

ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス)
 昨季ジュニアで大活躍したカップル。男性がツイズルでバランスを崩してしまったが、それ以外はまとめた。。。と思ったら、最後のポーズの瞬間に尻もち かなりショック・・・。44.49。

エカテリーナ・リャザノワ/イリア・トカチェンコ(ロシア)
 「シカゴ」♪ ショートダンスで一つのテーマから全部の曲を使うカップルは最近珍しいので、ストーリー性があっていい。ツイズルはじめエレメンツも確実。58.59。

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(米)
 20年代風のゴールドの衣装が素敵なチョック、笑顔が美しいのでやたらアップで抜かれてる きびきびした動きがよかった。57.80。

ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ(カナダ)
 「42nd Street」♪ タップダンスの動きがお洒落なプログラム。いい出来だと思ったんだけど、本人たちは得点に少し残念そうな61.50。

エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリー・ソロヴィエフ(ロシア)
 とにかくスピード感がすごい 最初から跳ねるような足取りで、ツイズルもびゅんびゅん。68.42、技術点が32.86と断トツ。

 結果、1位ボブロワ/ソロヴィエフ、2位ウィーバー・ポジェ、3位リャザノワ/トカチェンコ、4位チョック/ベイツと続く。フリーでウィーバー/ポジェが巻き返せるか。ボブロワ/ソロヴィエフとどちらが優勝しても、この2組がファイナル進出は間違いなさそう。銅メダル争いはチョック/ベイツの逆転も可能性あり。

 ではまた明日~~~

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【ネタばれ注意】GPロステレコム杯2013男子SP

2013年11月23日 01時34分21秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第6戦、ロステレコム杯(ロシア大会)。次は男子ショートプログラムジャッジスコア)。町田樹のファイナル進出がかかる。
 ブライアン・ジュベールが欠場、ジョシュア・ファリスも棄権で8名となった。

ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)
 GPシリーズ初出場。エレキギターが奏でるブルースでノリノリに滑る。トリプルアクセルは転倒してしまったが、コンビネーションと3回転は決め、得意のステップはエアギターも入れながら。いつ見てもこの人のプログラムは楽しい 63.23。

ペーター・リーベルス(ドイツ)
 「Clocks」♪ 曲のイメージが衣装の胸の歯車や針の模様にデザインされている。ピアノとチェロのメロディにのって、3回転フリップ+3回転トウループをこらえて下り、トリプルアクセルは惜しくも転倒。3回転ルッツはしっかり入った。65.38。

マクシム・コフトゥン(ロシア)
 フラメンコのリズムにのって、いきなり4回転サルコウ+3回転トウループが決まった 続いて4回転トウループも下り、トリプルアクセルもきれいに入る。あとはステップもスピンも思いのまま。92.53、タラソワコーチが大喜び。

アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)
 こちらも曲はフラメンコ。コフトゥンの曲はパーカッションがメインで、こちらはギターがきれいな曲。冒頭の4回転で転倒、コンビネーションは3回転+2回転。トリプルアクセルは高さがあったが、なんでもないつなぎの中で転倒 かなりがっかりの72.18。

コンスタンティン・メンショフ(ロシア)
 「コウルスターガイスト」♪ ジャンパーのメンショフ、トリプルアクセルは完璧、4回転のコンビネーションはセカンドが2回転。ここまではよかったのに、単独ジャンプが2回転になってしまった。演技構成点で大きく稼げるタイプではないだけに、これは痛い 72.43。

リチャード・ドーンブッシュ(米)
 「The Sons of Italy」♪ 冒頭の4回転サルコウが2回転に、トリプルアクセルで痛そうな転倒。手拍子に助けられて小粋なステップをこなす。ルッツからのコンビネーションで、ルッツが2回転になったがセカンドのトウループを根性で3回転に、こちらは大きな減点は免れたが、やはり口惜しそう。63.74。

町田樹
 「エデンの東」♪ 4回転トウループ+3回転トウループ、少し乱れたがこらえた。トリプルアクセルは大丈夫。スピンやつなぎは自信が滲み出ていて、音楽が盛り上がる瞬間に3回転ルッツが決まり、そこからステップに入っていく流れは素晴らしい。英語解説でも「自分を表現するのが苦手な日本人に、高橋大輔に続いてこの選手が現れた」と称賛されていた。84.90。

ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン)
 「Satan Takes a Holiday」♪ 今季はコミカルなナンバーで。冒頭の4回転は回り切って転倒、トリプルアクセルはきれいに決まる。コンビネーションは3回転ルッツのあと2回転トウループに、これはもったいない。81.87、でも演技構成点ではトップなのはさすが。

 結果、1位コフトゥン、2位町田、3位フェルナンデス。4位以下との点差からしてこの3人が表彰台になりそうだが、どういう順番かでファイナルに織田信成も行けるかどうかが決まってくる。
 それはともかく、町田にはフリーでまた会心の演技をしてほしい

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