フィギュアスケート2014/2015シーズン最後のISU大会、世界国別対抗戦(ISU World Team Trophy)2015が16日(木)に開幕
グランプリシリーズや世界選手権で、各国の選手が獲得した世界ランキングポイントの最高点を、男女シングル2名ずつ、ペアとアイスダンスは1組ずつ集計。上位6ヶ国が出場する。今大会は、ロシア、アメリカ、日本、カナダ、フランス、中国となった。
各種目の1位に12ポイント、2位11ポイント、、、12位1ポイントが与えられ、そのポイント合計数で争う。順位予想の参考に、出場選手のシーズンベストをチェックしてみた。
左から、ショート、フリー、合計の順。原則グランプリシリーズ&ファイナル、チャレンジャーシリーズ、ヨーロッパ・四大陸・世界選手権でのスコア。
合計スコアが高い順の数字もつけてみた。
<男子>
マクシム・コフトゥン(ロシア) 87.02 166.24 243.35(6)
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) 90.33 161.67 252.00(4)
マックス・アーロン(アメリカ) 78.96 161.26 240.22(8)
ジェイソン・ブラウン(アメリカ) 84.32 167.35 248.29(5)
羽生結弦(日本) 95.20 194.08 288.16(1)
無良崇人(日本) 86.28 173.24 255.81(3)
ナム・グエン(カナダ) 77.73 164.86 242.59(7)
ジェレミー・テン(カナダ) 77.09 143.42 212.64(10)
フローラン・アモディオ(フランス) 80.84 148.78 229.62(9)
ロマン・ポンサール(フランス) 70.51 133.66 204.17(12)(トルンカップ)
宋楠(中国) 73.48 135.93 209.41(11)(ユニバーシアード)
閻涵(中国) 87.34 172.13 259.47(2)
<女子>
エレーナ・ラヂオノワ(ロシア) 70.46 139.08 209.54(2)
エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア) 77.62 141.38 210.40(1)
グレイシー・ゴールド(アメリカ) 68.16 128.23 191.16(4)
アシュリー・ワグナー(アメリカ) 63.86 129.26 189.50(5)
宮原知子(日本) 67.02 126.58 193.60(3)
村上佳菜子(日本) 65.48 114.18 179.66(6)
アレーン・シャルトラン(カナダ) 61.18 110.82 172.00(8)
ガブリエル・デールマン(カナダ) 59.38 111.84 167.09(10)
ロランヌ・ルキャヴェリエ(フランス) 52.09 99.85 151.43(11)
マエ=ベレニス・メイテ(フランス) 57.61 111.85 169.46(9)
李子君(中国) 61.83 115.64 175.92(7)
趙子荃(中国) 47.64 92.25 139.89(12)(ユニバーシアード)
<ペア>
川口悠子/アレクサンデル・スミルノフ(ロシア) 71.59 140.00 209.16(3)
アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム(アメリカ) 65.56 124.44 187.98(4)
古賀亜美/フランシス・ブードロー=オデ(日本) 48.45 88.53 134.97(6)(ジュニア)
メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ) 76.98 146.22 221.53(1)
ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス) 60.13 119.06 177.34(5)
隋文静/韓聡(中国) 71.63 142.49 214.12(2)
<アイスダンス>
エレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン(ロシア) 69.94 96.31 164.84(4)
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) 74.47 106.87 181.34(2)
キャシー・リード/クリス・リード(日本) 50.55 80.33 130.88(6)
ケイトリン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ(カナダ) 72.68 109.80 181.14(3)
ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) 71.94 112.34 184.28(1)
王詩玥/柳鑫宇(中国) 54.38 84.26 133.44(5)
シーズンベスト(合計)で順位ポイントをつけて集計してみると、
1.ロシア 58
2.日本 53
3.アメリカ 50
4.カナダ 39
4.中国 39
6.フランス 31
となる。圧倒的にロシアが強そうだけど、その牙城に日本は迫れるのか? ペアの古賀/ブードロー=オデはシニアの大会デビューになる。これも楽しみ