フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2017の現地観戦、今日は女子ショートプログラムとペア・フリー。
女子は日本の3人が絶好調で 活力に溢れる坂本花織、らしさを存分に出した白岩優奈、全てを包み込むような本田真凜。見ててうるうるしちゃった
ペアの三浦璃来/市橋翔哉、スロージャンプを投げそこなうというミスが しかし、即座に立て直したのは偉い。ショート46.90、フリー73.29、トータル120.19で13位と自己ベストでまずは実績を残した。
三浦選手が15歳になったので、来季はシニアに上がることも可能だが、、、市橋選手が19歳なのであと2シーズンジュニアに出られる。平昌オリンピックがあるからと慌てずに、次の北京を目指してじっくり積み上げてもいいかも
そして歴史を切り開いたのは、、、オーストラリアのペア、エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ/ハーリー・ウィンザーが優勝
ISUの選手権で、オーストラリアの選手が優勝するのは史上初だそうだ。世界ジュニアの歴史を見てみたら、第1回1976年大会でエリザベス・ケイン/ピーター・ケイン兄妹が銅メダルを獲得していた それ以来、オーストラリアの世界ジュニアでメダル獲得はなく、実に41年ぶり
(ちなみにピーター・ケインはアメリカ代表で活躍するアシュリー・ケインのお父さん。今はアレクセイ・クラスノジョンのコーチをしていて、テクニカル・スペシャリストとしても活躍中)
実はアレクサンドロフスカヤ/ウィンザーは、ショート3位フリー2位で、どちらも1位を取っていない。しかし、勝負はトータルで決まる。両方自己ベストをそろえたのは強かった。
アレクサンドロフスカヤはロシアから移籍してまだ1シーズン目、練習もモスクワとシドニーの両方でしているので、英語はまだあまり話せないようだ。優勝インタビューはほとんどウィンザーが答えて、彼女は"Me, too."とか
世界選手権も出場が決まっているこのペア、平昌五輪の出場権獲得なるか? 日本の須藤澄玲/フランシス・ブードロ=オデに新たなライバルが
古くからの強豪国以外から強い選手が出るって、わくわくする