フィギュアスケート選手の羽生結弦の早稲田大学卒業論文、指導した教授に取材した記事などが出て、内容が知られることになった。「「フィギュアスケートにおけるモーション
キャプチャ技術の活用と将来展望」が論文のタイトルだが、その一部に加筆修正したものが学術誌に掲載されたと聞いて、なんか凄いな~と思っていたら、、、
フィギュアスケートファンの方たちのブログで、早稲田大学リポジトリからダウンロードできることを知った。さっそくダウンロードしてみた。
PDFで7ページほどの「無線・慣性センサー式モーションキャプチャシステムの
フィギュアスケートでの利活用に関するフィージビリティスタディ」という特別寄稿。実際にモーションキャプチャを付けて実験した結果と考察、これは誰か引き継いで研究してくれたら、大きな発展があるのでは
後でじっくり読もう
第60回NHK杯体操、今日は男子。6種目あるから時間が長い 東京オリンピック代表決定方法が女子とはまた違って、団体メンバー2人が今日の1位と2位で内定する。団体3人目と4人目は6月5日・6日に開催される全日本種目別選手権の結果から、今日内定の2人と組んだ場合チームの得点が最も高くなる選手を選ぶ。
個人枠は種目別選手権の結果を踏まえて独自の世界ランキングを作成、3大会、5日間の得点を当てはめ、その順位に合わせてポイントを付与し、ポイントの高い選手を選ぶ。
(ただし、ワールドカップの種目別で東京オリンピックの出場資格を獲得した選手がいた場合、その選手が個人枠の代表となる。←3月に開催予定だったワールドカップがこの後開催されるのかは不明)
というわけで、誰が1位2位になるか?が今日の焦点。全日本選手権の予選・決勝の得点を持ち点として、今日の競技の得点との合計で争う。
どの選手も緊張している感じで、あららというようなミスも出た。床で足が外に出たり、平行棒の着地で7、8歩後ろに動いてしまったり、鉄棒で片手がつかめなかったり
一つ演技を終えるたびに、みんなほっとした顔をする。
結果、持ち点トップで大会に臨んだ橋本大輝が逃げ切り優勝、全種目14点台と大きな穴なく通した萱和磨が2位でオリンピック代表に内定した。最終種目の鉄棒でミスが出た谷川航が3位。
今日だけの得点では、萱がトップで三輪哲平が2番目、橋本は3番目だった。平行棒の着地でミスした橋本を救ったのは、跳馬。なんと、踏み切って手をついてから技を予定と変えたらしい
元々予定していたのは「ヨネクラ(側転跳び4分の1ひねり前方伸身宙返り3回ひねり)」、前向きの着地になるらしい。それをひねりが少ない「ロペス(伸身カサマツ2回ひねり)」にして、後ろ向き(跳馬のほうを向く)着地。完璧に止めた
競技終了後、NHKアナと塚原直也さんとのインタビューで、「普段から手をついた瞬間に判断して跳ぶ練習をしていた」と話していた。そんなことができるんだ
フィギュアスケートだと、ジャンプでミスが出たら、その後どんなジャンプでリカバリーするか、高速で考えながら演技したりするが、さすがに跳び上がってからは 判断するというより、回転が抜けてしまうという感じだろう。
顔も可愛いが、どことなく演技全体の見栄えがいいような気がするのは、単なる好みかしら 橋本選手、応援したい