Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2023男子SP

2023年04月13日 21時16分49秒 | フィギュアスケート

か 世界フィギュアスケート国別対抗戦2023男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
スティーブン・ゴゴレフ(カナダ) SP:49.78(12)
 「Dream State」♪ 黒地に白で細かい模様。冒頭のトウループが3回転で終わり、次のサルコウは2回転に。アクセルも1回転、、、故障があるのか、スケート靴のトラブルか ステップなど気持ちは切らさずに滑り切ったのは偉い。

シ・シヒョン(韓国) SP:77.24(10)
 「Feeling Good」マイケル・ブーブレ♪ 黒タキシード蝶ネクタイ。両手上げ4ループ、惜しい転倒。両手上げ3アクセルはきれいに入ってツイズルに。両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウ、これもOK。背の高い彼が足を高く上げたり、体を大きく動かすと、とても映える。
 キス&クライでは両手上げジャンプのポーズ

ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:100.58(3)
 「Still Don’t Know My Name」♪ ブルーと茶色。初めから独特の振付で惹きつける。4トウ+3トウを決め、後ろで曲げたフリーレッグを前からキャッチする面白いつなぎから、3アクセルも決める。3ルッツ+3トウがきっちり入れば、個性と躍動感のステップ、手をつかない側転などで盛り上げた。
 100点越えに口あんぐり そして仲間たちとハグ

ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:95.61(4)
 「Melancholy」♪ グレー濃淡のつなぎ。冒頭の氷を撫でる仕草から、指先まで作品になっている。3フリップ、3アクセルと落ち着いて決め、足を高く上げる美しい姿勢のキャメルスピン。3ルッツ+3トウも問題なく、あらゆる所作が練り上げられている。アイスショーに続けて出演していて疲れもあるだろうに、そんなところは見せない。
 なんだかんだでシーズンベスト

佐藤駿(日本) SP:76.45(11)
 「Carol of the Bells」♪ 黒に紫の布を肩から。4ルッツは軸が後ろに傾いて転倒、4トウは着氷で流れが止まってしまったので無理せず2トウをつける。慎重に3アクセルを決めた。
 フライングキャメルに入るジャンプがもっときれいになるといいと思う。ちょっと落ち込んだ顔で戻ってきたが、フリーで巻き返そう

キーガン・メッシング(カナダ) SP:79.75(9)
 「Grace Kelly」♪ 赤紫。4トウはなんだか変な開き方になってしまった。3アクセルは猫足着氷 バレエジャンプを入れてから3ルッツに2トウをつける。細かく足を動かすステップはまさに踊っているよう。
 今日も子どもたちの写真を見せてくれた

<G2>
友野一希(日本) SP:89.36(7)
 「Happy Jazz」♪ クリーム色のシャツにサスペンダー。4トウ+3トウを完璧に決めたが、4サルコウで惜しい転倒 ブラケットからの3アクセル、ほんの少しフリーレッグが氷に触れてしまった。ステップの小気味よさは半端なく、しっかりエッジに乗っていた。途中のダンス振付、最高

マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:88.01(8)
 「Le parole lontane」「Zitti e buoni」♪ 黒。4トウはやや流れが出ず2トウをつける。4ループ、オーバーターンしたが下りた! キャメルスピンをカッコよくジャンプで出て、3アクセルもいい流れ。アップテンポに変わって手拍子に乗ってステップ。
 キス&クライには安藤美姫さんがサポート。シーズンベスト更新

アダム・シャオ・イムファ(フランス) SP:92.82(5)
 「Rain, In Your Black Eyes」♪ 赤。人差し指で額、胸、お腹をつつく印象的な振付から。4ルッツに挑んで転倒したが、3アクセル、4トウ+3トウと決めてきた。首を左右に振るところから入るステップ、とてもダイナミックで独創的。横宙返りのような動きは体操のようで凄い

ダニエル・グラッスル(イタリア) SP:89.81(6)
 「Silhouette」♪ ブルー系。振付はジェイソン・ブラウン。4ルッツ、しっかり決めた 3アクセルもきれいに下りてイーグルに。3ルッツでオーバーターンしたが落ち着いて3トウをつける。キャメルスピンでは肩越しにキャッチフット、ステップはかなり成熟した感じを出していた。
 シーズンベスト更新

チャ・ジュンファン(韓国) SP:101.33(2)
 マイケル・ジャクソン・メドレー♪ 黒の襟もとに白。鮮やかな4サルコウ、高いGOEを獲得。3ルッツ+3ループ、決まった 丁寧に3アクセルを決め、即シットスピンへ。MJらしい振付を織り込み、生き生きとステップ。
 キス&クライでは大きなサングラスに王冠、仲間はムーンウォーク 自己ベスト更新の100点越え

イリア・マリニン(アメリカ) SP:105.90(1)
 「I Put A Spell On You」♪ 黒。4ルッツ+両手上げ3トウ、見事 4トウも下りてさりげなくイーグルに繋げる。ドーナツ姿勢から足を高く上げるキャメルスピン、3アクセルは余裕ありすぎ ステップの中で見せる、両足を揃えて膝を曲げ反りながらのジャンプが独特。体操で女子がやる輪跳びみたいな感じ?
 キス&クライで星形サングラス 今季世界最高点

 この結果、ここまでの順位は1位アメリカ(50ポイント)、2位韓国(39)、3位日本(36)、4位フランス(34)、5位イタリア(28)、6位カナダ(26)となっている。
 明日は現地観戦の予定。楽しみ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界フィギュアスケート国別対抗戦2023女子SP

2023年04月13日 19時01分56秒 | フィギュアスケート

 世界フィギュアスケート国別対抗戦2023女子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
アンナ・ペッツェッタ(イタリア) SP:56.13(9)
 「Fly」「Experience」♪ 薄い青。3ルッツ+3トウをきれいに決めたが、フリップがきれいな2回転になってしまった 2アクセルは安定。キャメルスピンの姿勢がきれい。

サラ・モード・デュピュイ(カナダ) SP:54.31(11)
 「A列車で行こう」♪ 青。元気よくパワフル。3トウ+3トウ予定はセカンドが2トウに。3ルッツは傾いて手をついたが頑張る。笑顔が可愛くてよし シーズンベスト!と仲間たちが連呼
 会場アナウンスの日本語で「デュプシ」みたいに言ってたが、名前の最後はisでsiではない。何か間違ってるのでは

ロリンヌ・シルド(フランス) SP:55.72(10)
 「In The End」♪ 紫。3ルッツでちょっと軸がぶれたが、根性で3ルッツをつける。3ループでステップアウト。じっくりコンビネーションスピンを見せてから2アクセル。
 終わって顔がアップになったら、鼻に赤い筋が エッジで傷つけちゃった?

レア・セルナ(フランス) SP:60.18(7)
 「Bang Bang My Baby Shot Me Down」♪ 黒で右袖が赤。2アクセル、3フリップ+2トウと予定通り。単独3ルッツが鮮やか つなぎで見せた開脚がカッコいい。ステップでは大きなバレエジャンプも。キス&クライにはブライアン・ジュベール。

ララ・ナキ・グットマン(イタリア) SP:51.12(12)
 「Un Ano de Amor」♪ 赤。ループが2回転になったが、3ループをつけたのは偉い! 片手上げ3フリップ転倒 2アクセルは下りてスプリットジャンプ。最後のポーズを決めてウィンクまでが演技
 キス&クライには元ペア選手のニコル・デラモニカも。

アンバー・グレン(アメリカ) SP:66.55(6)
 「Hit the Road Jack」♪ 黒つなぎ。きりっと強いアイメイクで、3フリップ+3トウ、2アクセルと決める。片手側転をいれてスピン、くるくるターンから3ループ。レイバックスピンのビールマン、きれいな姿勢で出のイリュージョンもきれい。クリムキンイーグルからスライディングを織り込むステップと、カッコいいプログラム。

<G2>
マデリン・スキーザス(カナダ) SP:69.76(4)
 「ブラックスワン」♪ 3ルッツ+3トウをスムーズに決め、3ループは下りてツイズルに繋げる。スピンからステップへの流れ、2アクセル下りてスプリットジャンプ、力強いスパイラルからビールマンスピンもじっくり見せた。
 シーズンベストににっこり

キム・イェリム(韓国) SP:62.65(7)
 「Mercy」♪ 黒系。両手上げ3ルッツのあと、トウが1回転に 流れの美しい2アクセル、高さのある3フリップはよかった。一歩がよく伸びるステップの終わりにリンクを半周するレイバックイナバウアー、素敵
 キス&クライでは剣を抜く真似、仲間が倒れるのはドラマか何かなのかな

イザボー・レヴィト(アメリカ) SP:71.22(3)
 「Una noche mas」♪ 黒に赤い花。今日もよく体が動いていて、イーグルから3フリップ、イナバウアーから2アクセルときれい。シットスピンの間に伸びあがるジャンプを入れ、3ルッツ+3トウもきっちり(跳ぶ前の前傾は相変わらず)。スピンで見せるI字姿勢や、Y字姿勢から後ろに上げるスパイラルなど、いつもの彼女のいいところをたくさん見せた。

イ・ヘイン(韓国) SP:76.90(1)
 「Storm」♪ ブルーグレー。最初から最後までシームレスな流れ。2アクセル、3ルッツ+3トウときっちり決め、3フリップも問題なし。しっかりスピードに乗って入っていくステップ、雄大な表現。終わって仲間たちを指さして笑顔、可愛い
 シーズンベストに本人もみんなも口をあんぐり

三原舞依(日本) SP:66.85(5)
 「戦場のメリークリスマス」♪ グレー。さりげない2アクセル、きれいに流れる3フリップ。ルッツがまさかの2回転になったが、3トウをつけられた 手拍子に乗って一つ一つステップを踏んでいく。美しいビールマンスピン。

坂本香織(日本) SP:72.69(2)
 「Rock with U」「Feedback」ジャネット・ジャクソン♪ 黒。2アクセルを下りてぐ~んと余韻の流れ。3ルッツも幅がある。3フリップで着氷が少し滑った感じになり、3トウをつけたが転倒 気を取り直してステップ頑張り、レイバックから片手ビールマンで仕上げた。

 この結果、ここまでの順位は1位アメリカ(29)、2位日本(28)、3位韓国(25)、4位カナダ(21)、5位イタリア(16)、6位フランス(16)となった。
 このあとは男子。友野くん、佐藤駿くん、頑張って

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界フィギュアスケート国別対抗戦2023RD

2023年04月13日 17時04分48秒 | フィギュアスケート

 世界フィギュアスケート国別対抗戦2023、最初の種目はアイスダンス・リズムダンスジャッジスコア)。

ハナ・リム/イェ・クァン(韓国) RD:69.96(6)
 「Don't Go Yet」「Havannah」♪ 赤、黒。いい表情で始まり、力強いツイズル。前半のステップは伸び伸びと、コレオリズムシークエンスでは細かい足さばきを見せる。堂々たるシニアデビュー!

村元哉中/高橋大輔(日本) RD:78.38(4)
 「Cong Is Gonna Get You」「Ahora」「Move」♪ 黒時にカラフル、黒地シャツ羽織り。ツイズルしっかりまとめ、スローパート色っぽく。ステップシークエンスで世界選手権より高いレベルが取れていた。今季最高のRD

エフゲニア・ロパリョヴァ/ジョフリー・ブリソー(フランス) RD:76.15(5)
 「Paxi Ni Ngongo」「Magalenha」♪ 青系、黒。タブレットのトラブルであまりよく見られなかったが、悪くなかった感じ。キスクラで「コンニチワ、アリガトゴザイマス」とエフゲニア

パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:88.37(3)
 「Do What I Do」「Rhythm Only(Rumba 25)」♪ 紫、黒。今日もノリノリのパイパー、身体の動きがしなやかで、それを見ているだけで楽しい。ツイズルでレベルを取りこぼしたようだが、そんなの気にならない さりげなくシーズンベスト更新。

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) RD:93.91(1)
 「Let's Dance Remix」♪ 今日もキレキレのマディソン、エヴァンもいい感じに乗っている。ツイズル完璧、ツイズルだけで11点も稼いだ スケートもよく伸びている。なんか凄い点が出た。

シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) RD:90.90(2)
 「This Is」「I'm Crying」「Cuba」♪ 黒系。チョック/ベイツほどのキレではないが、メリハリのあるプログラム。女性の魅力を引き出している。こちらもシーズンベスト 歌詞の"I'm strong enough, I'm tough enough"というフレーズがなんか好き

 結果、1位アメリカ(12ポイント)、2位イタリア、3位カナダ、4位日本、5位フランス、6位韓国(7ポイント)。次は大きく順位の入れ替わりがありそうな女子ショートプログラム。三原舞依&坂本香織の神戸シスターズ、がんばれ~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

注目は韓国チーム

2023年04月13日 13時27分00秒 | フィギュアスケート

 世界フィギュアスケート国別対抗戦2023が今日開幕
 グランプリシリーズ&ファイナル(またはジュニアグランプリシリーズ)と世界選手権(またはヨーロッパ/四大陸/世界ジュニア選手権)のポイントによって、上位6か国がエントリーする大会。各カテゴリの上位から12、11、、、2、1とポイントをつけ、各国の合計ポイントで争う。
 男子と女子は各チーム2名、ペアとアイスダンスは1組。必然的に男女シングルが強い国に有利(開催国は常に日本で、仮に日本が上位6か国に入らなくても日本は参加することになっているらしい。って、上位6か国に入らなかったことは今までない。)
 今季はロシアが国際大会に出場できていないので、ロシア以外のどこが入ってくるか?と思っていたら、韓国になった やはり世界選手権で男女ともに表彰台、女子はグランプリファイナルにも進出というのは大きかった。
 でもカップル競技は? 世界選手権には出場していないが、、、。ジュニアのアイスダンスで、ジュニアグランプリファイナル2位世界ジュニア2位Hannah LIM / Ye QUANが地味にポイントを稼いでいた
 現在18歳と21歳、男性の年齢の関係でジュニアは今季が最後、来季はシニアに上がることになる。今大会にエントリーで早めのシニアデビューとなった ジュニアとシニアはリズムダンスの内容が違うので、シニア用のリズムダンスを今大会のために作ったと思われる。これは見なくちゃ
 ペアはなしでの参加?と思っていたら、いた Hyejin CHO / Steven ADCOCKというペア。男性はイギリス生まれでイギリス→カナダと所属していたようだ。6月にチーム結成したということで、ちゃんと韓国の国内選手権に出場していた。新ペアとして国際大会デビュー、これも楽しみ
 今回の会場は東京体育館。ペアとアイスダンスが両方見られる2日目のチケットをゲットした。1日目の今日は有料配信で観戦予定。もちろん日本チームを応援するが、競技見納めになるキーガン・メッシングとか、いろいろ見どころがあるので目が離せない。放送はテレビ朝日。
 開会式は14:55から。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする