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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

福島の農産物を売れなくした東電と国を許すな!

2011年07月28日 | 災害

 福島市などで桃の出荷が始まっている。検出されたセシウムが暫定基準値以下であっても、ゼロではないようだから、安全をことさら強調するのはやり過ぎではないか。今日夕方のローカルテレビを見ていて、子供が頬張っている姿が目に飛び込んできた。農家を守るためにも、放射線の影響があまり受けない50歳以上の人たちには、率先して桃を食べてもらいたいが、若い人や子供に強制するのはどうだろう。アルコール類と同じように、年齢制限を設けるべきではないか。しかも、その暫定基準値は、WHOやアメリカと比べると、あまりにもゆるゆるだ。放射能汚染地図がネットで公表されており、それを直視すれば、誰だって福島県の農産物を買い求めるはずがない。福島市の桃と言えば、これまではお中元の贈答品として重宝がられていたのに、今年はパッタリである。それを風評被害と一言で片づけてよいのだろうか。東京電力や国の言葉に騙されて、福島県民の大半が被曝してしまったし、肉牛だって今頃になって騒いでいるのだから、まったく迷惑な話である。ここまで追い詰められれば、福島県の農家は筵旗を立てて、東電本社や国会に押しかけて騒ぐべきだ。福島の農産物を売れないようにした責任は、東電と国にあるわけだから。  

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生涯被曝限度100ミリシーベルトで会津も要注意だ!

2011年07月28日 | 健康

 内閣府の食品安全委員会が「生涯で100ミリシーベルトを超えないようにすべきだ」という答申案を発表したことで、国サイドの数値が示されたことは評価したい。法律に書かれている年間1ミリシーベルトというのを基準にしているのだろうが、人生80年ということを考えれば、年間1・25ミリシーベルトであり、そこには食品による内部被曝だけでなく、大気中や地表での放射性物質による被曝も含まれるのだという。しかし、その数値にもとづくと、会津地方が要注意地帯であることは否めない。原発事故が最悪であった3月15日の段階では、放射線量は1時間あたり2・5マイクロシーベルトを超えていた。現在でも会津盆地中央部では、1時間あたり0・3マイクロシーベルトが記録されており、それを年間にすれば2・628ミリシーベルトである。100ミリシーベルトをそれで割ると、38という数字になる。ゼロ歳の乳児が38歳でオーバーということだ。しかも、内部被曝は考慮されていない。文部科学省が公表した、学校での年間20ミリシーベルトが独り歩きしているが、それはあくまでも暫定基準値でしかなく、放射線を浴びるにしても、年間1・25ミリシーベルトが限度なのである。一つの指針が示されたわけだから、会津の各市町村も、それを踏まえた上で、短期、長期の両方の対策を講じるべきだろう。

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