草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

児玉東大教授が糾弾した国と東電のお粗末な原発事故処理

2011年07月29日 | 災害

 菅直人首相ばかりか、民主党政権自体がデタラメだから、総選挙で国民に信を問うしかないのである。なぜ罵倒するかと言えば、原発事故の処理があまりにもいい加減で、国民をないがしろにしているからだ。児玉龍彦東京大学先端科学技術研究センター教授 が7月27日、衆議院労働委員会で「放射線への健康への影響」ということで意見陳述をしたが、全ての日本国民はその動画をぜひ見るべきだろう。その上で民主党政権の是非を論じるべきだ。児玉は開口一番「3月15日に大変に驚愕しました」と述べるとともに、枝野幸男官房長官が「さしあたり健康に影響がない」と言ったことを批判し、「今回の福島原発事故は100キロメートル圏で5マイクロシーベルト、200キロメートル圏で0・5マイクロシーベルト。さらに足柄から静岡のお茶まで及んでいることは、今日皆さんご存知のとおりです」と原発事故の深刻さに言及した。また、児玉が属する東大アイソトープセンターが導き出した数字から「熱量からの計算ではヒロシマ原爆の29・6個分に相当が漏出、ウラン換算では20個分が漏出しています」との見方を示すと同時に、「放射線の残存量は、原爆であれば1年後に1000分の一に低下するのに、原発では10分の一程度にしかならない」と訴えたのだ。児玉が怒り心頭に達するような民主党政権を、どうして私たちが信任することができよう。

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サヨクの言説から抜け出せない民主党政治のブレーン

2011年07月29日 | 思想家

 悪しき民主党政治のブレーンとして、私が思い浮かべるのは、北海道大学の山口二郎である。その特徴として挙げられるのは、ナショナリズムに批判的なことだ。ナショナリズムを危険視して、それが燃え盛るようであれば、少数派の声がかき消される、とまで危険視する。だからこそ、国旗や国家に対しても異議を唱える。世界が今なお暴力の海であることなど、山口はまったく理解していないようだ。中共は海軍を増強し、領土拡張の野望を隠そうとしない。ロシアは北方領土を返還する気などさらさらない。北朝鮮はならずもの国家だし、韓国も国家エゴをむき出しにしている。日本と同盟国の米国にしても、最終的には自国の利益優先だ。日本人が結束して外国にあたるべきは当然のことだ。「日本におけるナショナリズムの高まりは、外国から見たときにある種の不安を与える」(『危機の日本政治』)と山口はいうのだから、サヨク特有の自虐には付いていけない。それでは外国の思う壺ではないだろうか。戦後民主主義の落とし子のような山口よりも、名も無き庶民の方がリアルに現実を直視している。民主党政治を支えてきた山口のような学者文化人は、百害あって一利なしであり、サヨクの言説から抜け出せない教条主義者の典型だ。

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