各種の世論調査の結果を見ても、若い人たちは圧倒的に自民党である。ネットによって様々な情報に接することができるために、何が正しいかを見分ける術を身に付けているからだろう。いかに日教組が偏向教育をしても、教壇で立ち往生するような事態が起きている。テレビや新聞も影響力をどんどん失いつつある。安保関連法法案に反対する空気が一時的にはあったが、それはあくまでも一過性であった▼今回の参議院選挙の最大の関心事は雇用と景気だといわれる。あらゆる政策において民主党政権の三年はお粗末であった。それと比較すれば、自民党の方がはるまにましなのである。安全保障の面でも日本は重大な危機にさらされている。テレビや新聞で取り上げなくても、ネットを通じて緊迫感は伝わってくる。固定した知識というよりも、刻々と変化する情報にもとづいて判断する。そうした思考回路が若い人の特徴なのである▼権威や制度としてのマスコミの失墜は歓迎すべきだろう。彼らこそが画一的な報道して、国民を扇動してきたからだ。多くの失敗を繰り返してきたのに、これまではまったく批判されることがなかった。ネット時代の到来で状況は一変した。肩書がどうであろうとも、テレビで発言したことは批判にさらされる。「百家争鳴」なのである。世界は今大きく変わりつつある。若いネット世代の出現で日教組やマスコミが駆逐されようとしているのである。
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