草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

マスコミの英雄実は食わせ物 東京都知事選10句

2016年07月27日 | 川柳

マスコミの英雄実は食わせ物

下半身戸は立たてられぬ人の口

選挙では裏も表もさらされし

スキャンダルネットでさらに炎上す

泡沫もネットのなかでは勢いが

日本人判官びいき小池かな

組織より親しみなりし選ぶのは

名優を競いし選挙デモクラシー

じっくりと見比べているネット民

テレビでは三人だけの選挙戦

 

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小池百合子候補を罵倒した石原慎太郎は保守にあらず!

2016年07月27日 | 選挙

石原慎太郎が小池百合子候補を「厚化粧の女」と罵倒した。東京都知事選で批判の的になっている息子伸晃のことを思いやっての発言かも知れないが、とんでもない女性蔑視である。石原はもともと保守とは無縁な人間だった。フランスのドゴールを尊敬する共和主義者であった。あくまでも日本の国体にこだわった三島由紀夫とは相容れなかった▼「月刊ペン」の昭和44年11月号の「守るべきものの価値」と題した対談で二人は激突した。日本文化の軸としての天皇の存在に固執する三島に対して、石原は「歴史というものはいつも右、左に振れるものであり、座標軸をはずしたっていいんじゃないですか。はずしたほうがかえっていいんじゃないかな」と述べるとともに、「ぼくは天皇を最後に守るべきものと思ってないんでね」と言い切ったのである。そうした石原の節操のなさを三島は批判した。自分のことを第一にする卑しい考え方に与しなかったからだ▼石原の自己中心主義は今も変わらず、公というものを理解できないのである。小池候補は東京を大改革しようとしている。それは東京を愛するがゆえの決死の行動であり、自分を投げ捨てて大義に殉ずる選択をしたのである。三島が生きていたならば小池候補を応援したと思う。本物の保守というのは、自分の都合で言動が揺れ動いてはならず、一貫した立場の表明でなくてはならない。東京都知事選もあと残り少なくなってきた。あらゆる妨害をはねのけて小池候補を勝たせなくてはならない。石原のごとき共和主義者の弁など気にする必要はないのである。

 

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