一人の女性の人権も守れないのに、平和とか自由とかをわめきたてるのはやめるべきだ。鳥越俊太郎候補は自らの疑惑について一切弁明することなく、法的な対抗処置をとった。それを擁護する共産党や民進党は自分たちの都合で語っているのである。リベラルの主張とはまったく反する全体主義の特徴である▼鳥越候補は今問題になっている女性と話し会いをしたことをテレビで認めた。何もなければ会う必要はないのである。わざわざ出向かざるを得なかった理由があったのではないだろうか。上智大学で講師を務め、教える立場にあった人間が、その立場を利用して女子大生にちょっかいを出したとすれば、断じて許されるべきではないだろう▼それをまったく不問にして、自民党に一矢報いるために今回の都知事選で勝てばいいというのは、党利党略そのものではないだろうか。中共がチベットやウイグルで行っている民族虐殺を容認しているのと同じで、一方的なプロパガンダで権力を握ろうとしているだけなのである。東京都民は愚かではない。小池百合子候補に極右のレッテルを貼ったり、桜井誠候補をレイシスト扱いにしても、もはや犬の遠吠えでしかない▼小池候補が一歩リードしているとか、桜井候補が善戦しているのを、一体誰が予想しただろうか。ネットが普及したことで様々な情報が手に入るようになりテレビの影響力は後退した。選挙は様変わりしたのである。必ずや共産党や民進党に東京都民は鉄槌を下すはずだ。
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