草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

アンティファやBLMの暴力に翻弄されるアメリカ流民主主義!

2021年01月01日 | アメリカ

アメリカの混乱が教えてくれるのは、歴史無き国家が背負わされた宿命ではないだろうか。日本のように国柄としての権威はなく、あくまでも数の力で物事が決まっていく。これに反発するのがアンティファやBLMなのである。彼らはアメリカという国家を打倒しようとしており、そのためには暴力も辞さないのである▼我が国は今中共による脅威に直面している。アメリカが本格的な内乱に突入することを望まないからこそ、トランプの奮起に期待しているのである。だからといってアメリカ流の民主主義が絶対視するのは間違っている▼保守を代表する論客であった葦津珍彦は、アメリカという国家の脆弱性を見抜いていた。建国以来の歴史を踏まえて「7代、8代にもわたる祖先たちから世界に類例のない程の巨大な財産と特権とを継承するとともに、外国人や異人種に対して、一世代では償いきれないほどの債務(負い目)をも継承している国家にぞくする国民なのである」(『近代民主主義の終末』)と書いたのである▼アンティファやBLMが暴れ回るのにはそれなりの理由があり、アメリカは国家存立の危機に瀕しているのだ。もはや放置することは許されず、トランプが強権を発動しなければ、最悪の事態を招くことになるだろう。共和党と民主党のレベルの争いではないのである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする