日本のマスコミはどっちを向いて仕事をしているのだろう。政権批判を優先するあまり、我が国を貶めることに加勢している。共同通信の「ジャパン・アンリミテッド」についての記事が酷過ぎるが、産経新聞がそっくりそのまま掲載しているのにはガッカリした。共同通信の配信では、日本とオーストリアの国交150年の記念事業として日本の芸術家らが展示していたにもかかわらず、安倍政権を批判的に扱ったから問題視されたと書いている▼外務相が公認を取り消したのは、日本とオーストリアの友好にふさわしくないからである。共同通信は印象操作をして、事実を捻じ曲げているのである。これには公認取り消しの発端のツィートをしたshin氏も怒っている。お得意のフェイク報道で国民を騙そうとしているのであり、保守を自称する産経新聞までもが引っかかるのだから、あまりにも情けない▼記者の数が少なくて取材力では劣るとしても、もっと頑張るべきなのである。売国的な行為を働いた者たちが英雄視され、それを指摘した人間が悪者にされるようなことがあってはならない。ネットでは保守派が圧倒していても、マスコミは未だにオールド左翼の牙城である。産経新聞くらいは精査すべきであった。いくら産経新聞が「主張」や「産経抄」で正論を吐いても、記事がお粗末では駄目なのである。
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ところが、「ソフトバンクグループ(SBG)が10月6日発表した2019年7~9月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益は7001億円の赤字(前年同期が5264億円の黒字)に転落した。配車サービスの米ウーバーテクノロジーズなど出資先企業で株安が進行。シェアオフィス『ウィーワーク』を運営する、出資先の米ウィーカンパニーでも企業価値が低下傾向にあり、主力のファンド事業で多額の損失が発生した。同損失額は9702億円と前年同期(3924億円の黒字)から大幅に悪化した。」
「ソフトバンクグループ(SBG)の『ビジョンファンド』による巨額投資のひずみが目立ってきた。米シェアオフィス『ウィーワーク』の運営会社ウィーカンパニーへの投資では本体で5千億円、ファンドで4千億円規模の損失を計上。ファンド投資先で上場した7社のうち5社の株価は初値を下回る。市場シェアや規模拡大を優先する経営が曲がり角を迎えた企業も多く、市場では『第2のウィー』への警戒も強い。
『今回は例外だ』。孫正義会長兼社長は6日の記者会見で、ウィーの支援に関してこう述べた。同社への投資は、孫氏が創業者ニューマン氏の手腕を見込んで即断したとされる。だが、結果は裏目に出た。想定外の追加投資を余儀なくされ、ウィーの経営については当面、規模拡大を止めて採算重視に転換する。2017年に立ち上げた10兆円の『ビジョンファンド』は当初、投資期間を5年間としていた。実際は約2年で88社に出資し、投資枠を使い切った」(2019/11/06・日本経済新聞)というのだ。
SBGは、かねてからの税金問題もあり、意図的な“膿み出し”をしたのかもしれない。なので、目先どうなるかは、分からない。とりわけ株価のことは、株価に聞くしかない。酷い決算でも、「悪材料出尽くし」とか言って暴騰する博打場だから。
だが、孫 正義のビジネス手法・投資スタイルが、極めてリスキーなものであることは、上記のバークシャー・ハサウェイと比べてみれば、間違いない。大きすぎて潰せない? 聞くところによれば、ハゲタカは潰れて腐った肉が大好物らしい。いつ舞い降りるだろうか・・・。