日本の反原発運動はいかさまである。本当に原子力発電が危険だと思うのならば、今やるべきは中共大使館での抗議活動ではないか。首相官邸前で抗議するのではなく、そっちの方が先ではないか。読売新聞が今日の社説で述べているように、中共は原発建設を加速させており、安全性に関する不安が高まってきている。最悪の場合は日本が深刻な事態に直面するのである。中共は2030年には米国を上回る110基まで増やすことにしている。沿岸部に集中していることもあり、事故が起きれば偏西風に乗って放射性物質が日本に飛来するのである▼日本は43基あるとはいえ、安全性を重視しているために、再稼働は簡単には進まない。その一方で中共はやりたい放題なのである。もし事故が発生したとしても、これまで一度も中共は公表したことがなく、そうした隠蔽体質は今後も続くのは確実だ。福島県では未だに除染が行われている。一度起きれば取り返しがつかないのである。反原発を叫んでいる人たちは、中共をどう考えているのだろう。かつてサヨクにとっては、アメリカの核兵器は悪だったのに対して、ソ連や中共の核兵器は平和のためであった。それと同じように中共の原発は安全と思っているのだろうか▼日本が再稼働しなければ原発事故が起きないというのは、とんでもないお花畑である。来年以降、中共は年間6基から8基も増設しようとしている。それに怒りの声を上げずに、日本だけを悪者にするのは、中共が背後にいるからだろう。太鼓や笛を鳴らして騒ぐのは、日本を貶めるためなのである。
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