草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

麻生副総裁が日本で戦争が起きる可能性に言及

2022年09月01日 | 安全保障
 
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 麻生太郎自民党副総裁が「日本で戦争が起きる可能性がある」と発言したことが話題になっている。東アジアの現実を直視できる日本人であれば、同じ思いを持っているのではないだろうか。だからこそ、防衛費の増額が急務だし、スパイ防止法の制定も喫緊の課題になっているのだ。
 クラウゼヴィッツが『戦争論』(日本クラウゼヴィッツ学会訳)で強調している「戦争のようなきわめて危険な事態では、善良な心情から生じる誤りこそ最悪のものだからである」との言葉を、常に念頭に置かなくてはならないのである。
 それを知ってか知らずか、お粗末な日本の政治家は、旧統一教会騒動一色である。マスコミがことさら煽っているからだが、それで漁夫の利を占めるのはどこの国だろう。日本の排他的経済水域にミサイルを撃ち込んで、沖縄も自分の領土だと主張しているのである。
 台湾有事の場合には、先島諸島は中国軍の侵攻の対象になる。その場合に自衛隊はどう反撃するのか。島民の避難はどうするのか。もはや避けては通れないのである。旧統一教会騒動は、商法のさらなる改正が必要になるかも知れないが、その程度のレベルなのである。目前に迫った危機と比べれば、たいした問題ではないのである。
 安倍元総理を亡き者にした暗殺事件にしても、本当に単独犯であったのか、そうではなかったのか、外国勢力の関与はなかったのか、徹底究明が求められているのに、それには目が向かず、自民党叩きのために、旧統一教会との接点のあるなしが、天下の大問題であるかのような騒ぎになっている。
 麻生副総裁は、そこに一石を投じたのではないだろうか。目を覚ませということなのである。ロシアがウクライナを攻めるなどということを、誰が予想しただろうか。世界は混沌としており、明日何が起きるか見当が付かない。できるだけの備えをしなくてはならないのである。戦争の危機が国民の最大の関心事になれば、左翼政党はほぼ消滅するだろう。それを何としてでも阻止したいがために、特定野党は必死なのである。渾身の力を振り絞っているのだ。反対のための反対をして、目くらましをしているだけなのである。

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