ネットの力恐るべしである。CoLaboの不正疑惑をめぐっては、ネットでは問題視する声が燎原の火の如く広がって、次々と新たな事実が明らかになっている。暇空茜氏に同調するネット民の輪が日々大きくなってCoLaboを追い詰めている。あたかも、孫悟空の分身の術を使っているかのようだ。
政治的な主張があって暇空茜氏が、CoLaboなどの団体を追及しているのではない。素朴な疑問から出発しており、まったく色は付いていない。だからこそ強いのである。
未だにマスコミはだんまりを決めこんでいる。報道しない自由を駆使すればするほど、自分たちの立場がなくなることに気づかないのである。
安倍元首相を殺害したテロ事件についても、ネット民は執拗に真相を究明しようとしている。マスコミによって、一方的に流されているテロリストの供述を信用するのではなく、新たな切り口から解明しようとしているのだ。根掘り葉掘り洗っていけば、何かが見えてくる可能性がある。
ネットの世界でも、これまではマスコミに露出している人でなければ、多くのフォロワーを獲得することができなかった。しかし、今ではテーマがよければ、断トツトップに立つことができるのである。
ネットの世界では、誰が何を言ったかではなく、発言した内容で評価されるような状況が生まれつつある。型にはまった報道はもはや飽きられてしまった。マスコミにしても、ネット民が撮影した動画を欲しがるようになってきた。そこまで取材ができないからである。
もはやマスコミは第四の権力ではなくなりつつある。ネットの力に抗するのは、難しくなってきているのであり、時代は間違いなく変わりつつあるのだ。