草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

民主党に背を向けるのは独裁政治への危機感からだ!

2010年11月21日 | マスコミ評

 世論の総反発を受けているとはいえ、今の民主党政権は必死に情報をコントロールしている。その涙ぐましいことといったらない。NHKにいたっては、今日あたり日本と中共との間で防衛交流が行われているというニュースを、わざわざ流している。明らかに民主党政権のお先棒を担いで、尖閣諸島の出来事から目をそらせよういう魂胆だ。中共の船によって、日本は領海を侵犯され、巡視船がとんでもない仕打ちをされているのに、こちらから手を差し伸べる必要などあるのだろうか。何かの機会でお互いが接触したとしても、ニュースになるほどのことではない。もはや日本も、全体主義国家の中共や北朝鮮になってしまったかのようだ。国からの手厚い保護によって成り立っているのがNHKなわけだから、そもそもお上には逆らえないのである。自民党政権時代であれば、ある程度の自由裁量が可能であったが、サヨクが主導する政権が誕生したことで、そんなわけにはいかなくなり、かえって目を光らすようになったのである。国民が一斉に民主党に背を向けだしたのは、その危険性を感じ取ったからだろう。スターリンの真似をする千谷由人官房長官は、見ての通り、あくまでもポンチ絵でしかないが、ここで芽を摘まなければ、とんでもないことになるのに、ようやく国民も気が付いたのである。  

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会津人外交官松平恒雄が信条としていたのは「誠」の一字

2010年11月21日 | 思想家

 民主党政権を擁護し、世論調査は上げ底といわれているフジテレビの「新報道2001」ですら、政党支持率は自民党と比べると、民主党は惨憺たる数字である。国民は一時の熱が冷めたようだ。それを煽ったマスコミですら、民主党政権に批判的になっている。いくら何でも、騙され続けたわけだから、民主党を支持するわけがないのである。とくに外交では失点を重ねているのに、菅直人首相などは、まったく他人事である。そんな政治家に、どうしてこの国を任せておけよう。会津は外交官王国ともいわれており、松平恒雄、林権助、赤羽弥四郎、柳沢健らがいる。とくに駐英大使を務めた松平恒雄は、会津藩主松平容保の四男で、秩父宮妃殿下の父親にあたる。秩父宮妃殿下の回想録である『銀のボンボニエール』によると、松平恒雄が信条としていたのは「誠」という言葉であった。そして、好んで揮毫していたのは、次の和歌であったといわれる。  

 誠こそいつわり多き世の浪を乗り切る船の力なりけれ  

 外交交渉にあたっても、松平恒雄は誠心誠意努力したのである。だからこそ、交渉相手の英米からも信頼されたのだ。今の日本外交とは月とすっぽんである。国民を裏切っているばかりでなく、相手国へも調子の良いことを言っているのではなかろうか。四面楚歌になるのはそのせいなのである。

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外交も都合の悪いことは官僚のせいにする菅首相と官邸

2010年11月21日 | 政局

 国後島にロシアのメドベージェフ大統領が訪問することを知らなかったのは、外務省の担当部局が教えなかったからだ。だからこそ、説得する機会を逸してしまったという弁解が、本当に成り立つのだろうか。政府高官の話として、産経新聞がネットのニュースで流しているが、菅直人首相や首相官邸は、自分たちが批判されるのを回避するために、またまた官僚に責任を転嫁したいようだ。しかし、新聞などでは、早い段階からその可能性について言及していたわけで、それを菅首相が読まなかったのだろうか。突然持ち上がったことでなないのだから、事前にそれなりの手は打てたはずだ。すでに民主党政権が誕生してから一年以上が経過している。それこそ政治主導を実現させるべきなのに、ただただ右往左往しているだけである。そして、得意の「カンリョーガー」という言葉を発すれば、自分たちは許されると思っているのだろう。これでは官僚もたまったものではないだろう。しかも、中共などに対しては、首相官邸が外務省を無視して交渉してみたりで、聞く耳を持たないことの方が問題ではなかろうか。とくに、外交や安全保障は継続性が大事であるにもかかわらず、それを混乱させたのは、誰あろう今の民主党政権なのである。

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陋屋の深夜の書斎より 5首

2010年11月20日 | 短歌

陋屋の散らかりしまま書斎には戒めとなる寸言の束  

会津なる星屑浴びし天空を指に止まれと人恋しゆえ  

ほろびゆくこの国のさまさみしさを国士なりせば唇に指  

冴えわたる星月夜にもめぐまれしルバイヤードはかくまで甘美  

ともすれば情け心の一かけら祖国のために捧げてみたし

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中共の漁業監視船に対抗してイージス艦を派遣すべきだ!

2010年11月20日 | 政局

 中共の野望はとどまるところを知らない。目下、東シナ海は緊迫した空気に包まれている。尖閣諸島付近では、中共の漁業監視船2隻が日本の領海のすれすれを航行し、挑発を繰り返している。海上保安庁の巡視船が警告を続けているが、まったく聞く耳を持たない。日本の弱腰が見透かされてしまっているために、次々とエスカレーションしてきているのだ。民主党政権は為すすべがない。領海を侵犯し、公務執行妨害を働いた犯罪者を、裁くことなく釈放したわけだから、もはやお手上げなのである。しかし、ここまでくれば、海上保安庁のレベルではない。海上自衛隊の最新式のイージス艦を現場に派遣すべきだろう。ミサイル防衛能力、対潜戦闘システム、対水上戦システムのなどの点で、イージス艦は優れた能力がある。そのデモンストレーションだけで、中共も手を出せなくなるからだ。そうでなければ、小競り合いをしているうちに、軽装備の巡視船が血祭りにあげられかねない。民主党政権は、インド洋での海上給油活動を中止してしまった。継続されなかったことで、日本は同盟国からも信用を失ったが、まず今回の場合は、日本独自の力で「歯には歯、目には目」(ハンムラビ法典)で対抗する以外にないのである。

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不真面な答弁を繰り返す閣僚は即刻辞任すべきだ!

2010年11月20日 | 政局

 今の菅直人内閣は、まともに答弁ができない大臣ばかりだ。野党から質問されると、それに真面目に答える誠実さはないし、説明責任も果たしていない。討論術だけは長けているようで、まずはぐらかそうとする。決まって出てくる言葉が、「どういうことを質問なさっているんでしょう」である。そして、与党理事に相槌を求めるのだ。質問者の気勢をそぐにはそれが一番であるからだ。次いで、責任の転嫁である。「ジミンガー」「ケンサツガー」「コクミンガー」と平気で口にする。極めつけは、質問者への恫喝である。分が悪くなってくると、大声を張り上げて攻撃的な口調になるのだ。しかし、いずれもその後があって、頭を下げることになるのだが、あくまでも表向きの謝罪で、心の中では舌を出しているのである。与党慣れしていないとか、自民党政権の負の遺産を引き継いだということで、当初は弁護する国民も少しはいたが、今では能力がないことが暴露されてしまった。ここ何日間の国会中継を見ていると、答弁に立つ大臣がビクビク怯えており、顔を引きつらせている。政治家は誠心誠意国民を説得しなければならないのに、逆に不安だけを与える政治になっている。これでは内閣支持率が上がるわけがない。

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平成維新の攘夷の先駆者は三島、森田の両烈士だ!

2010年11月19日 | 思想家

 晩年の橋川文三は、昼間から酒を飲んでいたという。人伝えに聞いた話だから何ともいえないが、やっぱりそうだったのだと思う。橋川の「美の論理と政治の論理―三島由紀夫と『文化防衛論』に触れて」という文章が、あまりにも衝撃的であったからだ。昭和43年7月号の中央公論に掲載されたものだが、それを読んだ三島由紀夫は激怒して「橋川文三氏への公開状」を執筆している。良き理解者の振りをして、実際は冷たくあしらわれたという思いを、三島は抱いたのだろう。「ともあれ私は、最近の三島がかつての尊皇攘夷派に似ているように思っているが、いうまでもなくそれは冷笑の意味ではない。私は、およそある一つの文化が危機にのぞんだとき、その文化が『天皇を賛美せよ!野蛮人を排斥せよ!』というのと同じ叫びをあげるのは当然のことだと思っている」と橋川が書いてはいても、最終的には三島と一線を画した。「危機感が狂気を生む」との見方を橋川がしたとしても、あくまでも識者の意見として述べただけだ。しかし、日本人の心の底の深淵を覗き込んでしまったために、正気ではいられないから、橋川は酒をあおったのである。最近になって、三島や森田必勝の叫びが痛切に感じられるのは、危機が以前にも増して深刻になっているからに違いないし、平成維新の新たな攘夷の高まりも、それと無縁ではないのである。  

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千谷由人官房長官はレーニン主義の亡霊だ!

2010年11月19日 | 思想家

 千谷由人官房長官が発した「自衛隊は暴力装置」という言葉が問題なのは、その考え方がレーニン主義から出ているからだ。永井陽之助が、レーニン主義のことを『現代と戦略』で触れている。「マルクスからレーニンにいたって、社会主義思想は根底から変質した」と断定している。レーニンはクラウゼヴィッツの『戦争論』を徹底的に研究し、それをベースにして、彼の革命理論を構築した。クラウゼヴィッツは国民と国民との総力戦としての、近代戦争の技術と戦略を論じたが、階級と階級との戦いに、レーニンはあてはめたのだ。そして、戦争においては全てが許されるように、革命においても全てが許されるというテーゼを打ち出した。永井は「聖なる革命という目的のためなら、徴発という国有財産や私有財産に対する集団強盗から、平時において非合法とされるいっさいの手段―欺瞞と虚言、デマからテロ、殺人行為まで、扇動と宣伝、暴力の技術として体系化された」と解説している。その参謀本部となるのがポルシェヴィキ党であった。だからこそ、ブルジョアの側に立つ軍隊は、自分たちを攻撃する暴力装置と位置づけたのだ。千谷が詭弁を弄したり、暴力的な恫喝を行うのも、レーニン主義の亡霊に取り憑かれているからだろう。

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言論弾圧はサヨク政権の常套手段だ!

2010年11月19日 | 思想家

 メッキが剥げたのではなく、最初から長続きはしないと思われていた民主党政権だけに、驚くにはあたらないが、それにしてもお粗末極まりない。昨日の参議院予算委員会での質疑を聞いていても、まともな答弁ができる大臣が一人もいない。誰の目から見ても、もはや沈没寸前であることは確かだ。サヨク政権としての強権性も前面に出てきており、それが国民の反発を買っている。それこそ猪木正道は、今から50年ほど前に、日本のサヨクの危険性について指摘していた。「社会主義政党が反対党である間は、言論、集会および結社の自由を強く要求するが、社会主義政党が政権を握った後には、ブルジョア政党に対して言論、集会および結社の自由を認める必要はないという考え方が、一部の左翼社会民主主義者の間に今なお残っている」(「第二次世界大戦後の共産主義と社会主義」)。そうしたサヨクが民主党内で主導権を握っているわけだから、尖閣諸島沖のビデオを隠したり、マスコミに圧力をかけたり、民間人による自衛隊施設内での政府批判に過敏に反応したとしても、それは不思議でも何でもないのである。そして、言論の自由などを求めて騒ぐのは、権力奪取の手段としてであっても、それ以降は徹底して弾圧する側に回るのである。

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自衛隊を無法者と同一視する千谷官房長官

2010年11月18日 | 思想家

 あいた口がふさがらなかったのは、参議院予算委員会の質疑で、こともあろうに千谷由人官房長官が、「自衛隊を暴力装置」と口走ったことだ。自衛隊関係者は、それこそ無法者の暴力団と同一視されたのと同じであり、頭にくるのはあたりまえだ。もちろん、千谷はかばう意見がないわけではない。マックス・ウエーバーが、それと変わらないことを述べているではないか、と知ったかぶりをする連中もいる。しかし、『職業としての政治』(岩波文庫・脇桂平訳)を読んでみると、「国家とは、ある一定の領域の内部で―この『領域』という点が特徴なのだが―正当な物理的暴力行使の独占を(実効的に)要求する人間共同体である」と書いてある。そして、マックス・ウェ-バーが強調したかったのは「国以外のすべての団体や個人に対しては、国家の側で許容した範囲内でしか、物理的暴力行使の権利が認められないということ」なのである。ここで注意すべきは、あくまでも「正当」という条件が前提となっていることだ。さらに、「物理的暴力行使」に従事するのは、軍隊ばかりでなく、警察も含まれるのである。法に違反した者を処罰するのも、国家の仕事であるからだ。それだけに、「物理的暴力行使」を悪と決め付けたわけではない。千谷長官はそんなレベルの高い議論をしようとしたのではなく、極左特有の短絡思考で、軍隊イコール暴力装置と思い込んでいただけだろう。民主党政権の崩壊は、もはや時間の問題になってきた。

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