心から反原発を主張するのであれば、中共や韓国、さらには北朝鮮の原発も停止させるべきだろう。日本だけが原発を使わなくなっても、それらの国で事故が発生すれば、すぐに日本にも影響が及んでくる。朝鮮半島の場合は最悪である。中共はイギリスに新型原始炉の売り込みに成功した、両首脳が21日に合意したもので、中共が新型原子炉「華竜1」の技術を提供するのだという。アメリカや日本との関係が疎遠になっている中共は、ヨーロッパ重視に方針を転換しており、フランスやドイツに続いて、イギリスにも急接近をしている。ひっきりなしに安倍首相が外遊をしているのは、そうした外交攻勢に対抗するためであり、日本の国益をのために頑張っているのである。今の時点で国会を開会しろと野党が騒ぐのは、国際情勢に無知な人間のたわごとでしかない。それは日本国内だけの反原発運動とも共通している。原子力が危険な代物であるならば、もっと国際的な運動をすべきだろう。いずれも安倍首相の足を引っ張るだけの嫌がらせでしかない。2011年3月の原発事故によって、現在もなお故郷に戻れない人は約13万人にも達する。しかし、エネルギー政策上の観点から、国は原発の再稼働に踏み切った。この難しい選択に関して、国民の意見が分かれている。これに対して中共は、原発を他国に売り込むことで経済の起死回生を狙っている。反原発などどこ吹く風である。空理空論では何事も先には進まない。私たち日本人は現実を直視しながら手堅く歩むしかないのである。
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