つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

「時代の風」伊佐木健氏随筆集

2011年09月03日 | 友人
                   伊佐木健氏の随筆集「時代の風」

吉祥寺駅から北へ10分ほど行ったところに武蔵野市立第三中学校がある。
50数年前に通学をしていたときにはプレパブ造りの校舎であった。
先日、久しぶりに中学校に行ったときには、鉄筋コンクリート造りの立派な校舎となっていて昔の面影はなかった。

中学校時代に生徒会長に就任していた学業も優秀な仲間に伊佐木健氏がいた。
(略歴)1945年生まれ。東京大学法学部卒業。共同通信記者を経て、著述業。
著書に「我が心の内なる遥かなコンミューン」「夏の終わり」「あの美しい海へ」「言葉―解体することなく」「美しい場所」など、共著に「遠い夏」がある。

伊佐木健氏から一冊の本が送られてきた。
「時代の風」20-21世紀の政治をめぐって(伊佐木健著)
内容は大きく4章に分かれている。
 第1章 戦争と平和、軍縮
 第2章 国会、選挙、政界スキャンダル
 第3章 学園闘争、市民運動
 第4章 時代の風
(発行:WWB/ジャパン出版部 定価:本体1,500円+税)

共同通信社の記者時代に培った体験を通しての随筆集が多く掲載されている。
政治の裏側についての記述は政治記者時代に得た情報であろう。
また、一般社会の問題点も観察力から批評している。

この「時代の風」を手にして読んだときに、伊佐木健氏は自分の携わってきた仕事を文書にして上手くまとめていた。
人生を有意義に過ごしてきた証である。と感動した。
益々の活躍を祈念している。

(9月3日記)
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