横綱・鶴竜の土俵入り
横綱・鶴竜の土俵入りは「雲竜型」です。
せり上がるときに左手を胸の近くに当てて右手を伸ばす土俵入りで、大多数の横綱がこちらを選択している。
2代梅ヶ谷藤太郎が完成したとされ、以降、栃木山守也・双葉山定次・大鵬幸喜・北の湖敏満・千代の富士貢といった大横綱も多くこの雲龍型である。
平成以降では曙太郎・貴乃花光司・武蔵丸光洋・朝青龍明徳らが選択しているが、先述の4人は全て幕内優勝を10回以上果たし、横綱の地位も4年以上に渡って務めていた。
上記のように比較的縁起の良い型と見られることは多いが、横綱在位場所数最短の前田山英五郎(在位6場所)と2位タイの三重ノ海剛司(在位8場所)など、雲龍型を選択しながら短命に終わった横綱も存在する。
なお、出羽海一門と高砂一門および時津風一門の横綱は、全員がこの型である。
横綱が不在・空位だった時代を除いては、梅ヶ谷以降この型を選択した横綱が絶えることは無かったものの、2010年2月に朝青龍が引退して以降、4年余りにわたって雲龍型披露の横綱が不在の状況となった。2014年3月場所後に鶴竜力三郎が横綱に推挙され、時津風一門伝統の雲龍型を選択したことにより、この事態は解消された。
綱の締め方は輪を一つで締めて、不知火型用の綱より短く軽量とされている。
(7月27日記)
横綱・鶴竜の土俵入りは「雲竜型」です。
せり上がるときに左手を胸の近くに当てて右手を伸ばす土俵入りで、大多数の横綱がこちらを選択している。
2代梅ヶ谷藤太郎が完成したとされ、以降、栃木山守也・双葉山定次・大鵬幸喜・北の湖敏満・千代の富士貢といった大横綱も多くこの雲龍型である。
平成以降では曙太郎・貴乃花光司・武蔵丸光洋・朝青龍明徳らが選択しているが、先述の4人は全て幕内優勝を10回以上果たし、横綱の地位も4年以上に渡って務めていた。
上記のように比較的縁起の良い型と見られることは多いが、横綱在位場所数最短の前田山英五郎(在位6場所)と2位タイの三重ノ海剛司(在位8場所)など、雲龍型を選択しながら短命に終わった横綱も存在する。
なお、出羽海一門と高砂一門および時津風一門の横綱は、全員がこの型である。
横綱が不在・空位だった時代を除いては、梅ヶ谷以降この型を選択した横綱が絶えることは無かったものの、2010年2月に朝青龍が引退して以降、4年余りにわたって雲龍型披露の横綱が不在の状況となった。2014年3月場所後に鶴竜力三郎が横綱に推挙され、時津風一門伝統の雲龍型を選択したことにより、この事態は解消された。
綱の締め方は輪を一つで締めて、不知火型用の綱より短く軽量とされている。
(7月27日記)