2011.11.22 結婚雑感

　今日は11月22日の語呂合わせで「いい夫婦」の日。

　お互い、この人となら一生・・・と結婚する。それぞれの夫婦が歴史を重ね、いろいろな葛藤やら行き違いを抱えて、その結婚が無事に続いていくかどうかは誰にもわからない。
　ずっとお互いに好きでいられて、お互いを尊び、お互いの全てを受け入れながら、どちらかを見送るまで添い遂げる事が出来たら、やはり幸せな結婚だろう。
　経済的な事情やら世間体やらいろいろの理由で、別れるまではいかなくとも我慢しながら結婚生活を続ける、という選択肢も当然ある。お互い不平不満はあれど、そうは言っても・・・という感じか。
　そして、やはりお互いの幸せのために別々の道を歩き始めるという選択肢も、ある。

　つまりは、お互いの合意のもとにずっと一緒にいる、我慢しながらも一緒にいざるを得ない、もはや我慢できなくて別れる、ざっくり分ければこの3つに集約されるのだろうか。

　私は、夫と年齢差もあったし、両親は大反対だったし、巷ではあの二人は早晩別れるだろう、とまことしやかに言われていたようだ。が、ご期待に反して（？！）、おかげさまで来年早々には結婚22年を迎えるのだから、世の中わからない。夫はじゃじゃ馬馴らしが好きなのだろう、と勝手に思っているけれど、良くぞ私の夫が務まっているなと思うこともある。
　私が先に逝った後に、再婚することはさすがにないだろうな、とも勝手に思っているが、これまた神のみぞ知る、である。

　夫婦のことは外からは分からない。当人同士にしかわからないことは沢山あるし、外野がとやかく言うことはできないし、言うべきでもないだろう。けれど、一度好きになって結婚したはずの人と一緒にいることが辛くなる・・・ということを考えると、やっぱり切ない。
　西原理恵子さんの言葉にあった「一度好きになった人を嫌いになることは難しい」は真理だと思う。

　夫は今日から小笠原へ出張だ。一度出かけると船便の関係で27日まで帰ってこられない。5泊6日、そのうち2泊は船中泊なのだから、都内とはいえ本当に遠い島だ。それでもなかなか行けないところだから是非満喫してほしいと思っていたのだが、フルに使える中2日がまるまる仕事なので、島内観光どころではないらしい。
　一方、私は生まれてこの方半世紀、ずっと東京都民だが、小笠原はおろか、大島、三宅島、八丈島という伊豆諸島さえも訪れたことがない。この先行く機会はあるだろうか。

　今日は昼から職場の婦人科検診。今回は契約検診機関が変わって初めて行くクリニックなので、少し早めに職場を出た。案の定地図にあった“徒歩15分”ではとても到着しなかった。何を今さらがん検診、とは思いつつ、これ以上何もないとよいのだけれど・・・。