神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

復讐ドラマは面白いが 

2015年09月13日 21時41分25秒 | 映画/ドラマ/アニメ

ちょっと沈んでるなあ

昨夜の飲み会も燃焼不良 相棒が来なくて

一次会で帰宅 21時・・・あああ

ビールだけで2時間半 大好きな日本酒も飲まず

韓ドラ見ながら寝てしまった

 

韓国どうでもよくなったが 韓ドラは相変わらず面白い

何が面白いって、恨みを晴らす「復讐ドラマ」がやたら多い

絶対ありえない複雑な人間関係の絡み合いが面白い

整形美女のオンパレードが面白い

 

日本の復讐劇の代表は「忠臣蔵」と「水戸黄門」

だけど韓ドラのようにドロドロねちゃねちゃしないのが日本的

忠臣蔵のテーマは復讐だが、たしかに浅野殿様は

「乱心ではござらぬ、遺恨でござる」と言い張るが

殿の敵を討つ赤穂浪士に恨みの念はない

あるのは主君への義理立て

あるいは亡き殿に、あの世から「よくやってくれたなあ」と褒めてもらいたいという気持ち

親と子の情念だ

復讐ドラマより人情ドラマの要素が強い

どこで感動するかと言えば「吉良の首を取ったシーンではない」

吉良の間者に悟られまいと、奥方を大石が欺いて叱責軽べつを受けながら

最後の別れをしたあと、奥方が大石らの本意に気づく場面

あるいは裁可の日まで、大名屋敷お預けとなった時、手厚く保護する大名の男気

また、討ち入りの時、高提灯を立てて庭を照らしてくれた隣家の殿様の心遣い

こうした「男心に男が惚れた」俗に言う浪花節、これが日本人好みなのだ

優しい心を投げ捨て夜叉となり、にくい敵をこれでもかと追い込んで

相手が瀕死になるまで復讐を続ける韓ドラとは少し焦点が異なる。

「水戸黄門」も復讐劇だ

悪代官とやくざモノが結託して、まじめに働く貧乏人や商人をひどい目に遭わせる

時には無念の死を遂げる者もある

途方に暮れたときに、水戸黄門一行が通りがかって悪人を懲らしめる

それだけで聴衆は胸がスカッとする

これが日本人の感覚だ

悪人も弱ったら許してやろうという仏教的な思想なのか

日本人の不思議さだ