昨日、鱒ずしを食べたくなって北陸道のSAに買いに行こうと出かけたんだけど
途中ずっと農道を走って写真撮ったり海岸を見に行ったりと、一人走りは気まま
それで途中から高速に乗ってSAによる予定だったんだけど、写真とって車に戻ったら座席シートが一面に茶色になっている「まさか!」とうとうボケてしまった?
ズボンを恐る恐る見たら、太ももの辺りが同じ色で汚れている「ほんとにまさか?」匂いを恐る恐る嗅いでみた
なんと「チョコレート」だ、ドライブのおともにアーモンドチョコを買って食べながら来たのだけど、箱の中にバラになっていて
よそ見しながら片手でつまんでいるうちに何個かシートに落ちてそれをお尻で踏んで温まって溶けてこうなった
一安心したけど、このズボンでSAに寄って買い物する勇気はない、目的も果たせず家路についたのでした
新川の平野は育っていますよ
さて、なぜか外に出て走ると新幹線との交差でよく新幹線が走ってくるのに出会う、30分に一本目の前を通過するのは10数秒だから一回会えばいい方なのに数回会う
そんなに何十回も出ているわけでもないけど会う確率は20%くらいだ
会うたびに「おはよう」とか「いってらっしゃい」とか言う
そのくせ、もっとも新幹線を見たい高架橋の上で出会ったのはたった一回きりだ、確率的にそれが当たり前なんだけど
それはともあれ、今日は午後から時間をつくって20km先の町で法的な事務所を構えるA氏に会いに行こうと考えていた
そこへ行くのは初めてで、電話でいるかどうか確認しようと考えていた、だけど忙しくて電話をする暇がない
銀行で記帳しなければわからない通帳が一冊あって、それは急ぐのでいつも通り事務員に頼もうと思った、でもなぜか自分で行く気になった、珍しい
そしてすぐに車に乗って、いつもは支店へ行くのになぜか本店へ行ってしまった、駐車場で下りたら隣に黒い軽が止まった
下りてきたのはまさか!Aさん? 疑心暗鬼で声をかけず後ろをついて行った
行内へ入っていった、私は玄関先のATMで用が済む、人違いかな?
車に乗ったら、出てきて隣の車に乗った、直接車を叩くのも嫌だし向こうはずっと知らん顔だし
そうだ電話すればいいんだ、電話帳にあるのは確認済み、かけたあ女性が出た
「@@事務所ですか」「はいそうです」
「社長さんいますか?」「今A町へ行きました」「えー? B銀行も行きましたか?」「ええ、行くと思います」
「じゃあホンダの黒の軽ですか?」、もうスタートして駐車場の出口で割り込もうと止まっている、焦った
「いいえグレーですよ」(あれやっぱり違ったか、そんなにタイミングがいいわけないさ)諦めたら
「ああそうだ、今度の車は黒です、そうそう前の車がグレーでした」
あわてて車から出て、まだ公道に出られないでいる車の窓を叩いたら、やっぱりA氏だった
「まさかここで会えるとは、夕方事務所へ伺うつもりでした」
「今、戻ります」と言って駐車場に戻って立ち話になった、聞きたいことがすべて聞けた、手間が省けた
だけどこんな偶然があるものなんだなあ、時間や行き先や、事務員に頼んだらここで会うことはなかった
だけど私はわりとこういう出会い方が多い、以前も書いたが新潟市にいた時、月3日しかない休みに、たまたま会津方面の家に帰る仲間に乗せてもらって
亀田と言う小さな町でおろしてもらってあてもなく駅裏の農道を歩いていたら
川崎市に住んでいる中学高校時代の親友が反対側からこっちに歩いてきたのだ
これって奇跡じゃありませんか? 別に用事もないのにたまたま初めて通る知らない町の細い裏道で新潟市と川崎市に住んでいる親友同士が会うなんて
そいつはこの町に住んでいるWくんに会いに来たのだそうだ、Wくんは東京の大学に行っていて帰省中でこの近くに家があるそうだ
実はそのW君は中学生の時、父親が警官で転勤族、我が家の真裏の官舎に引っ越してきて3年間だけ友達付き合いをした同級生なのだ
ふたたび転勤して以来一度も会っていなかった、まさかこの日此処で三人で再開できるとは、神様の思し召しだったのかな