inspiration-macrobiotique・随想古事記

マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

蕗・春の味

2015-03-31 14:39:44 | 季節・週末散歩

蕗の味は『春の香気』ですね!!!ちょっと切るだけで鼻を突いてくる香気・・・・・板摺して茹でると、香気を放つヒスイ色・・・・・嗅覚と視覚と味覚とがない交ぜになった『春の味・・・・・』、そして幼い日の母の顔が浮かんでくる記憶の味・・・・・『

その蕗を買ってきました。お店で地元産のしっかりした蕗を見つけてつい買ってしまいました。母の教え(?)通り、油揚げと煮ます。いつかも書いたような気がしますが、蕗と油揚げ・・・・・これは絶妙な組み合わせだと思います。板摺をしてたっぷりのお湯で茹でます(お鍋の大きさに合わせてとりあえずの長さに切る)。そして水にとり、皮をむきます。香りと色を楽しみながら、盛り付けの長さに切ります。お鍋に移して、だしを張ります。この『だし』ですが、蕗の場合私は昆布だし(昆布は一緒に煮てしまってもよい)に鰹節と椎茸のだしを加えます。(きのこや筍などは、昆布だしに鰹節だしを加えます。)それに油抜きをした油揚げを適当な大きさに切ってのせ、よいお塩(私の場合は例の『イキな塩』)をほんの少し加えて蕗が柔らかくなるまで煮ます。最後に薄口しょうゆで味をととのえ火を止めて味をふくませます。後は香りと味を楽しんで、満足あるのみ!!!!!

 

山ウドも見つけて買ってきました。これも母の味・・・・・ウドはぬたで食べます。木の芽があると言うことはありません。その時は香りの無い(?うすい)ワカメだけを取り合わせにします。この『ぬた』ですが、最近はぽらん広場の白みそに自然食品和みから送ってもらったりんご酢とバルサミコ酢で作るようになりました。母の味とは少し違いますが、これがまたまた絶妙な味で私編集の『母の味』にしています。菜の花なども茹でてこれでぬたにしたり、和えてしまったりします。分葱のぬたも本当においしいし、もうすぐ筍とワカメの取り合わせも・・・・・楽しみです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする