(しゅうぎょうや /いずこへされる/ゆめのはは)
20才の頃、フロイドの「夢判断」の影響で、2,3年夢日記を付けていたことがある。枕元に日記を置いて、目覚めたら直ちに灯りを付けて夢を記録していた。しかし、その夢を分析し、自分の生き方に反映させることは、とうとうなかった。残念ながら、ノートの所在が分からない。
さて、母が亡くなって10年近く経った頃の夢。母が、父ではない知らない男と去ってゆく後ろ姿を、私が見送っている。
私は唖然として言葉が出ず、唯後ろ姿を見送るのみ。目覚めてから、なんともやるせない気分になったのを覚えている。
それにしても最近、昔ほど夢を見なくなった。年のせいかなあ。たぶんそうだろう。ぼけると、夢を見なくなるんだろうか。
ハナシュクシャ(花縮砂)、別名ジンジャー