一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1367   木枯や目を赤くして竈犬

2014年11月12日 | 

(こがらしや めをあかくして かまどいぬ)

 「竈猫かまどねこ」という冬の季語があるが、「竈犬」という季語はない。しかし、我が家の犬「デン」は、毎日薪ストーブに張り付き、目が充血するほどである。つまり、犬も猫同様、暖かいところが大好きなのだ。

1911年にできたという「雪」という唱歌の2番

雪やこんこ あられやこんこ

降っても降っても まだ降りやまぬ

犬は喜び 庭かけまわり

猫はこたつで丸くなる

という歌詞に、私たちは100年以上も騙されてきたのである。

コメント (2)
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