一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1359   虫時雨隣の夕餉ライスカレー  歩智

2014年11月01日 | 

(むししぐれ となりのゆうげ ライスカレー)

 文明開化と共にやって来たカレー。ご飯にかけて「ライスカレー」として日本に登場したようだが、次第にカレーライスと呼ばれるようになった。又、

〇ライスカレー …… 御飯とカレールーが同じ皿に盛られているカレー

〇カレーライス …… 御飯とカレールーが別々になっているカレー

と、区別することもある、という。

 最近では、ライスカレーと呼ばれることはほとんどないというから、この句、作者が昔の呼び方にこだわって、意識的に作ったことは間違いないだろう。

リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)

コメント
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