一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1370   親子して茶髪の似合う七五三   正夫

2014年11月15日 | 

 茶髪・金髪・銀髪・白髪・縞々など、どんな色に髪を染めても誰も驚かないし、咎められない時代になった。しかし、これはまだ髪染めが珍しい30年ほど前の、私の友人の話。

 ある日、社会人になっていた彼の息子が、赤茶髪になって帰って来たそうである。それを見た彼は、次の日早速息子と同じように赤茶髪に染めたそうである。

 お父さんの赤茶髪を見た息子は、驚いて元の黒髪に戻したそうである。それ以来、お父さんだけが赤茶髪のままなのだ。

サザンカ(山茶花)

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