一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1360   ひらひらと大仏打てる落葉かな   鞠

2014年11月02日 | 

 落葉(らくよう)は、既に中秋には始まっている。台風など強風が吹けば相当の落葉(おちば)が吹き溜まる。だから、この句が10月の句会に出されても、誰も違和感は感じない。強風に煽られて舞い上がった落葉が、鎌倉の大仏を打つのは、秋の日の明るい昼が相応しい。

けれども、枯れ、枯る、枯葉、落葉などは、冬の季語である。

コメント
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