一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1369   窯ならば火止めに近き櫨紅葉   武義

2014年11月14日 | 

  今年最後の穴窯の窯を焚く。まず本番前に3日ほど100度くらいで焚き、窯や作品の湿気を抜く。12月4日から本格的に始める。窯焚きは、600度くらいから赤みが差すようになり、800~900度が最も赤く、その後は次第に白色に近づく。火止めに近い頃は、およそ1300度で白色である。

 さてこの句、「櫨紅葉が、窯に例えれば火止めに近い」と言っているが、それは色のことを言っているのだろうか、それとも時間のことを言っているのだろうか。

コメント
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