一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1418   冬の夜母から妻に戻りけり   佐紀

2015年01月13日 | 

 暮に「色々な私が走る十二月」という喜久さんの句があったが、それを具体的に例えれば、掲句になる、という訳だ。このパターンは、「母から子に」「母から祖母に」・・・「祖母から子に」だってあり得る。

 何でもありではあるが、「父から夫に」なんていうのは、どう考えても様にならない。男の身勝手かもしれないが、やはり「母から妻に」が一番素敵だ、と思う。

コメント
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