♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

やはりよくない歌コン金メダル

2006年04月25日 | 演歌・歌謡曲
★新企画のNHK歌謡コンサートを初めて見た。全体的な印象は悪く言えばがさつで軽薄、良く言えば気楽で明るい。私は前に比べてすべてマイナス評価とは思わない。歌を楽しく聴くという点ではいい面もいくらかは感じる。

★ただし、歌コン金メダルは予想通りよくない。あんなやり方では若手歌手がかわいそうだ。1コーラスしか唄わせないのなら、せめてもっと小沢亜貴子にトークをさせればいいのに、小田切アナと前川清ばかりしゃべっていたのは見苦しい。『虹のむこうに鐘が鳴る』の歌唱は、緊張していたのか声の伸びがよくなかった。ウチワを上げてもらえるか気にしながらでは、落ち着いて唄えないのだろうか。
それでも観客は95%がウチワを上げた。でもこんな数字は何の意味もない。

★そのほかの出演歌手の印象を前半の6曲だけ・・・

五木ひろし 『千曲川』
こういう唱歌っぽい曲はもっと平板に唄った方がいいように思う。持ち歌の自負があるのか変にいじっているような感じだった。

山本譲二 『奥入瀬』
五木ひろしに比べ、ストレートな歌唱で好感が持てた。

水森かおり 『熊野古道』
歌はうまいが、曲に新鮮なイメージが感じられない。

冠二郎 『横浜物語』
声の調子が良くなかったのか、低音が聴きづらかった。

小金沢昇司 『恋の町札幌』
彼の持つ雰囲気にはよく似合った曲だと思う。

八代亜紀 『ブルーライト・ヨコハマ』
初めて唄うというので価値があった。自分なりの個性を出して面白い感じだった。

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