♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

潮騒・浜あざみ

2006年06月18日 | 演歌・歌謡曲
★ワールドカップのクロアチア戦は引き分けに終わった。トーナメント進出は非常に厳しいが、後はブラジル戦をとにかく総力戦でぶつかってほしい。

★きょうはどちらも4月26日に発売された若手女性演歌歌手の新曲を2曲取り上げてみたい。井上由美子の『潮騒』と、小桜舞子の『浜あざみ』である。この二人については、それほど思い入れを強く持っているわけではないが、実力派として期待している。

★井上由美子は、16年2月のNHK歌謡コンサート新人特集に竹川美子、黒川真一朗らとともに出演したときに知った。1月にデビューで2月出演というのはかなり優遇といえる。既に「走れ!歌謡曲」のパーソナリティをしていたという利点もあった。そんなこともあってその当時はあまり好感を持たなかった。生歌を16年10月に聴いいたときは、小柄な体で精一杯唄う姿が印象に残った。
彼女は『赤い波止場』『片瀬波』『潮騒』と、海をテーマにしたせつない演歌が3曲続いているが、私はデビュー曲の『恋の糸ぐるま』の愛らしさが彼女によく似合っていたと思う。『潮騒』もいい曲だが、小さくまとまりすぎているようで、印象が弱いといえなくもない。

★片や小桜舞子は、もうデビュー5年になるが、私は3年前の『北の花嫁』からしか知らない。NHK歌謡コンサートの「2週にわたって若手歌手を応援するコーナー」で初めて見た。トークなどの印象では、やや冷たい感じがあった。生歌はまだ聴いたことがない。前作『涙の川』はたまたま一度も聴く機会がなく、彼女の情報も全然入ってこなかったので、どうしたのかと思っていた。
『浜あざみ』は、高音の伸びが印象的。ただこれもやはりインパクトが弱い。

★実力のある若手歌手は多いし、毎月いい新曲も出ているのだが、その中で頭一つ抜け出るのは至難の業かもしれない。水森かおりに続く若手が何とか出てきてほしいと思うが。
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