♬ 歌・唄・詩の日々

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松原のぶえ “雨降り酒”

2019年10月12日 | 演歌・歌謡曲

松原のぶえさんの曲を取り上げるのは、2010年の『阿修羅海峡』以来で9年ぶりになります。

7月3日に発売された『雨降り酒』は、私が受講中の新曲歌謡レッスンの今年度後期第1曲目のレッスン曲で、昨日練習したばかりです。

この曲の特徴は本格演歌ではあまり多くない3拍子だということです。その流れのあるリズムに乗って歌うのがコツだと思います。

レッスンで講師の方も言われていましたが、テンポは♩=87なので速そうに思いますが、聴くとそんな感じではありません。これは二分音符や付点二分音符といった長音符が割合多いせいです。

曲の内容は、雨の日に主人公の女性が一人でお酒を飲みつつ人生を振り返るといったものです。ただ、演歌で定番の未練心とは一味違って、まさに各コーラスの4行目に出てくる「いろいろあります」の心境で、人生のいろんな出来事をしみじみ受け止めるという、ベテランの彼女にふさわしいものだと思います。

音域は広く、細かい節回しも要注意で、カラオケではなかなか難しい曲でしょうね。

彼女は『おんなの出船』でデビュー以来、今年で40年になりますが、その節目を飾るにふさわしい名曲だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=SFi-uNNYAE4


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