角川博さんの曲を取り上げるのは、2013年の『雨の函館』以来で8年ぶりとなります。
今回、10月6日に発売された彼の新曲『四条河原町』に注目するきっかけになったのはそのタイトルで、京都で生まれ育った私にとって、四条河原町という地名には特別な親しみと懐かしさを感じます。
この曲の内容は、つらい過去を背負う女性主人公が、四条河原町界隈の店で出逢った男性によって、これから生きる希望を胸に抱くというもので、歌詞に高瀬川が出て来るので、店は木屋町にあるようです。
女歌は彼の得意とするところで、ベテランらしくうまく歌い上げ、サビでは高音がよく響いています。
曲調は演歌の定番とも言える懐かしさを感じるもので、演歌ファンには広く受け入れられそうで、カラオケではきっと人気が出るでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=CWL61436tck
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