あけましておめでとうございます
本年も演歌・歌謡曲の新曲を中心に、おすすめしたいと思った曲を紹介していきたいと思います。
更新は無理のないペースで、できれば週1回ぐらいで行きたいと思っています。
さて、本年の最初に取り上げますのは、昨年末の12月25日に発売された、羽山みずきさんの新曲『みちのく純恋歌』です。
羽山さんは若手の女性演歌歌手の中でも、しとやかさやしおらしさを前面に出した曲が多いのが特徴と言えます。
この曲も女性のひたむきな恋心が表現された、彼女にぴったりのいい曲だと思います。
タイトルにある「純恋歌」というと、湘南乃風の有名なヒット曲を連想される方が多いでしょうが、特に関連はなく、純真な恋心の歌といった意味のようです。
曲の舞台は羽山さんの出身の山形で、その故郷にいて、離れた相手を待ち続け、早く帰ってほしいと願う女性の切ない想いを歌っています。
曲調は民謡テイストのあるゆったりとしたメジャー調で、各コーラスの終わりの部分に「エエエ~」という民謡調のかけ声に続いて「純恋歌」と入るのが特徴で、この曲の一番の聴かせどころになっています。
作詞は菅麻貴子氏で、若手演歌歌手の曲をよく書いておられる方です。歌詞でうまいと思ったのは、主人公の切なさを「つのる慕(おも)いは 鳥になる」「祈る慕(おも)いは 紅花(はな)になる」「願う慕(おも)いは 風になる」と、それぞれに託して表現しているところです。
作曲は彼女の師匠である聖川湧氏、編曲はベテランの馬飼野俊一氏です。
演歌ファンを中心に広くおすすめしたい、とってもいい曲で、カラオケでも多くの方に歌ってほしいと思います。
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