今回は女性歌手に戻りまして、川井聖子さんという奈良市出身の演歌歌手の9月6日発売の新曲『愛しいひと』です。
実を申しますと、この曲は私が特に気に入っているシンガーソングライター、小田純平さんの作曲ということを知り、注目したものです。
小田氏は直接のお弟子さん以外にも随時曲を提供していて、演歌ではしっとりと情感にあふれるいい曲が次々出ています。
昨年も沖田真佐美さんの『雪枕』といういい曲がありましたが、この『愛しいひと』も同じく作詞が伊東美和さんで、女歌の名コンビによるものです。
川井聖子さんはこれまで知らなかった歌手で、このブログでも初めて取り上げますが、2001年のデビューなので結構キャリアのある方です。
彼女は奈良市の観光大使であり、旧奈良少年刑務所への慰問活動などこれまで地元での活動が中心だったようです。
内容的には女歌演歌の定番といった感じで、別れを決めたけれど想いを断ち切れない切なさをしっとりと歌い上げています。
イントロから小田さんらしいメロディーが流れ、サビの盛り上げ方なんかはさすがにいいなと感じます。
川井さんの歌唱は語りかけるように歌い出し、コブシはあまりきかせず、親しみやすい歌い方をしています。
作曲者から注目した曲ではありますが、いい曲なので演歌・歌謡曲ファンには広くおすすめできます。
ショートバージョンMV
https://www.youtube.com/watch?v=0zIOiPksvqM
静止画フルバージョン
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