♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

佳山明生・わすれ傘

2006年10月19日 | 演歌・歌謡曲
★竹川美子の京都テルサでの生歌、そして歌謡コンサート出演と続いて、その余韻いまだ覚めやらずといったところだが、今回は久しぶりに男性歌手、それもベテランの曲を取り上げてみよう。

★佳山明生の新曲『わすれ傘』である。芸能生活30周年記念曲とのことだ。佳山明生といえば、何といっても『氷雨』が有名だが、ほかの曲というと思いつかない。彼もいわゆる一発屋の一人なんだろう。
ところでこの『わすれ傘』、忘れ傘というと京都・知恩院にある左甚五郎が置いたといわれるものが有名だが、この曲はそれとは全く関係がない。女歌で、自分のことを、別れた男が置き忘れていった傘になぞらえ、取りに来てほしいと呼びかける内容である。新作コンクールで1339作品の中から選ばれた優秀作品とのこと。

★歌詞の内容はちょっとユニークだが、メロディーも歌唱も演歌の王道といった感じの曲で、カラオケ向きとも言える。ベテランらしい味わいの歌唱を聴かせてくれる。何でも佳山明生は30年間飲み続けてきた酒をやめてまでこの曲に打ち込むらしい。
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歌謡コンサート・竹川美子出演!

2006年10月17日 | 演歌・歌謡曲
★竹川美子はNHK歌謡コンサートに今回で5回目の出演となる。きょうの彼女の出来は掛け値なしに素晴らしかったと思う。大舞台で堂々とふだんどおりの実力を発揮できたのではないか。出演順もトリの御大、北島三郎の直前という絶好の位置だった。これで『雪の海峡 津軽』のヒットにさらにはずみがつくのは間違いない。

★思い起こせば一昨年2月の歌謡コンサート初出演は、私が歌手・竹川美子を知った忘れがたいときで、新人とは思えない歌唱力での『江釣子のおんな』が今も印象に残る。そして昨年1月の2週連続出場の『江釣子のおんな』だが、このときは正直なところ緊張のせいか十分実力が出せなかった。今年1月の『室津のあなた』も本領発揮とまでは行かなかった。

★そんなわけで今回も多少心配していたのだが、彼女は見事にその気持を吹き飛ばしてくれた。出番が来るまでに座って北島三郎や山田太郎へのインタビューを聴いているときの彼女の表情にも落ち着きが感じられ、その落ち着きがそのまま『雪の海峡 津軽』の歌唱のときに持続していた。

★今回の放送はDVDの最高画質で録画した。竹川美子が新人歌手から大きく飛躍したに違いないこの記念すべき出演を永久保存としよう。
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オリコン演歌チャート

2006年10月14日 | 演歌・歌謡曲
★オリコンの最新チャート演歌部門で、あさみちゆきの『青春のたまり場』が堂々の2位を獲得した!これは10月3日の歌謡コンサート出演の効果も大きいと思うが、すばらしいことだ。また、竹川美子の『雪の海峡 津軽』も9位と健闘している。私が応援する何人かの平成15年デビュー組の歌手のうち、最も熱い期待を寄せている二人がそろってオリコンのベスト10入りするとは、信じられないくらいうれしい出来事だ。

★やはり二人ともデビュー以来、地道な努力をして少しずつファンを増やしていった成果が出ているのだと思う。あさみちゆきは井の頭公園でのストリートライブを続け、たびたび週刊誌やテレビでも取り上げられているし、竹川美子は『江釣子のおんな』をデビュー以来2年半も唄い続け、カラオケ愛好者を中心に浸透していった。以前に比べてテレビの歌謡番組が激減した中にあって、ヒット曲を出して名前が知られるようになるのは至難の業であるが、こうして地道に活動していくほかはない。

★あさみちゆきの『青春のたまり場』は、フォークのテイストを持った歌謡曲、そして竹川美子の『雪の海峡 津軽』は、歌謡曲のテイストを持った演歌であり、そういった複合した要素のある曲がいずれも人気を得ているところに注目している。低迷を続ける演歌・歌謡曲界も、若手歌手による新しい潮流の中で、希望の光が見えてくることを期待したい。

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京都テルサ・カラオケ大会に竹川美子ゲスト出演

2006年10月09日 | イベントレポ
★きょうは竹川美子がゲスト出演の京都テルサでのカラオケ大会に行った。実に1年ぶりに彼女の生歌を聴いたことになる。この1年は、彼女だけではなくキャンペーンやコンサートそのものから遠ざかっていただけに感慨深かった。会場には5時前に着いたが、竹川美子は6時50分ごろからの登場で、衣装は「サブ歌」のときと同じ薄黄色の着物だった。

★まず『江釣子のおんな』、そしてトークをはさんで『はぐれコキリコ』、『室津のあなた』の歌唱があった。そして彼女は客席に降りて、観客との握手タイムが始まった。メドレーで『涙を抱いた渡り鳥 ~ 恋は神代の昔から ~ 浪花節だよ人生は』と調子のよいカバー曲が続いた。
私は2列目右端近くに座っていて、始めのほうで握手でき、「お久しぶりです」と声をかけると、にっこり笑顔を返してくれた。客席では彼女に話しかける人、写真を撮る人が次から次へと殺到し、曲が終ってからもしばらくファンサービスが続いた。彼女には本当にファンを大切にする姿勢があると実感した。続いて『美子の三味線ドンパン』では、ドンドンパンパンの掛け声の部分で観客にマイクを向け、会場はすごく盛り上がっていた。そしてステージに戻って、ラストは『雪の海峡 津軽』を切々と熱唱。トークでは17日の歌謡コンサート出演の予告もあった。

★約30分あまりだったが、大変楽しく、また熱気に満ちた印象的なステージだった。特に彼女はトークが本当に上手になったと思う。誠実であって淀みなく、気品がある。これは彼女の歌唱もまた同じ。演歌にはいわゆる泥くささがあるのだが、彼女の歌を聴いているとそれをあまり感じない。
きょうは即売会、サイン会はなかった。それはまた次の楽しみにしておこう。


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サブちゃんと歌仲間・竹川美子

2006年10月07日 | 演歌・歌謡曲
★「サブちゃんと歌仲間」に竹川美子が出演したとの情報は、オフィシャルサイトの掲示板などで知っていたが、こちらではようやく6日に放送された。ほかの出演者もキム・ヨンジャを除けば、北山たけし、神園さやか、長谷川真吾と若手ばかり。

★トップが北山たけしの『男の拳』で、がんばれ歌仲間コーナーが神園さやかの『初恋』と長谷川真吾『夕映えの街』だった。『初恋』は気長く唄い続けて愛唱歌のようになればいいと思う。長谷川真吾は、年配者が多いと思われるこの番組の視聴者には、おそらく受けないだろうと思った。

★竹川美子の衣装は清楚な黄色の和服で、ファンからの手紙が2通紹介されていた。一人は『江釣子のおんな』に強い印象を受け、もう一人は今どきめずらしいくらいの彼女の純朴さ、そして歌唱力をほめていた。確かに純朴さというか誠実さは彼女の持ち味で、最近はトークも上手になったものの、常に真面目な印象を与えている。
『雪の海峡 津軽』をテレビで聴くのは初めてになる。聴けば聴くほどいい曲だと感じる。17日の歌謡コンサート出演も楽しみだ。「BS日本のうた」にも早く出演してほしい。
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