8時起床。
朝食は、味噌の焼きおにぎり。妻が娘に作ったものをひとつ分けてもらった。
妻と娘が保育園のお友だちと遊びに出掛けたので、私はお散歩がてら買い物へ行くことにする。今日は暑い。
プリンスペペに入っている「洋服の青山」で夏用のスラックスを探し、良さそうなものを見つけたが、サイズがなかった。店員さんはお取り寄せを提案してくださったが、時間もあるので近隣の別店舗も見に行ってみることにする。
一番行きやすいのは武蔵小杉店。以前は乗り換えもあって面倒だったが、今は東急新横浜線で1本である。
武蔵小杉店でお目当てのスラックスを見つけたものの、いざ試着してみたらあまりしっくり来なかった。しかし、私の要望を聞いた店員さんが提案してくださった別のスラックスがとても良かったので、そちらを購入することにした。
裾上げの完成まで2時間ほど掛かるとのことで、隣駅の元住吉へ移動して昼食をとることにする。
元住吉には駅を境に東西2つの商店街がある。どちらも前職時代に担当したことがあり、今でも愛着のある街である。
まずは、西口にある「モトスミ・ブレーメン通り商店街」へ。
様々な仕掛けで活性化に成功している先進的な商店街で、コロナ禍前は全国各地から視察団が来ていた。
その名の通り、「ブレーメンの音楽隊」をモチーフにした商店街である。ドイツのブレーメン州にあるロイドパサージュ商店街と提携も結んでおり、交流も盛んに行われている。ドイツ関連のイベントも定期的に開催されている。
商店街の一番奥にあるインド・アジアン料理店「サパナマハル」に入る。
当初はガパオライスを食べようと思っていたのだが、インド人の店員さんが「おすすめはカレーです」と胸を張っているので、乗ってみることにした。飲み物はラッシー。
日替わりのほうれん草とチキンのカレーを選んだ。
一口食べてその美味しさに驚かされる。カレーもそうだが、それ以上にナンが絶品だ。最高に上手に焼けたトーストのようで、もう1枚注文してそのままで食べたいくらいである。
店員さん、おすすめしてくれてありがとうございました。危うくこのカレーとの出会いを逃すところでした。
大満足で元住吉駅へ戻る。
踏切を渡り、今度は東口にある「モトスミ・オズ通り商店街」へ。
私が担当していた頃にお世話になった役員さんのお店(精肉店)へ行ってみたが、日曜定休だった。
「喫茶室いーはとーぶ」で休憩。
このディスプレイを見ると心が揺らぐが、さすがにカレーの直後には入らないと諦める。もう若くはないのだ。
あんずドリンクを注文。あんずが好きなのと、どんな飲み物だろうという興味もあって注文したのだが、これが大正解。あんずそのものをすり潰して作られており、想像の3倍は美味しかった。
ちょうど他のお客さんが引いたタイミングで店内の写真を撮る。こういう味のあるお店はずっと残っていて欲しい。
一度は駅の改札へ向かったのだが、あれ?武蔵小杉まで歩けるんじゃない?と立ち止まる。
腹ごしらえも休憩も十分なので、歩いてみることにする。
先ほどの青山の店舗までは約20分。時間的には大したことはないし、道も平坦だったのだが、いかんせん気温が高いのでがっつり体力が削られた。
出来上がったスラックスを受け取り、新横浜へ戻る。
14時半過ぎに帰宅。帰りがけに自販機で買ったミルージュで喉を潤し、体温を下げる。
娘はお友だちのお宅に招待して頂いて遊んでいるそうで、妻は一度帰ってきていた。私たちから離れてお友だちと遊ぶのは初めてのことである。手土産用に「sinonoka」のクッキー缶を持たせておいて良かった。
妻がお迎えに行き、15時過ぎに娘が帰宅。お友だちのお宅はとても楽しかったようだ。「○○ちゃんが1番、お母さんが2番」というくらい娘の大好きなお友だちなのだが、お父さんの転勤で来月からスペインへ引っ越してしまうことが決まっており、おそらく今日が2人でゆっくり遊ぶ最後になるだろう。娘はまだピンと来ていないようだが、残り少ない一緒の時間を存分に楽しんで欲しい。
早めに入浴を済ませてから夕食。妻がビビンバを作ってくれた。お肉もたっぷりだし、濃いめの味付けで食欲が搔き立てられ、暑さで疲れているはずが一気に完食した。
食後のデザートは昨日のケーキの残り。一応写真も撮ったが、食べかけで美味しそうに見えないので載せるのは控える。
洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。
一緒に寝落ちしそうになったところを何とか踏ん張り、居間へ戻って食後の片付けや明日の保育園の準備などを済ませる。
23時半過ぎに就寝。今季初めてクーラーをつけっぱなしで眠った。