一昨日から娘が発熱し、40℃越えが続いている。把握している限りの過去最高体温を叩き出し、解熱剤を飲んで落ち着いては再度上昇して辛そうにするという繰り返し。幸いにも発熱以外の症状や熱性けいれんなどはないが、こういう時は普段以上にお母さんがいいモードになるので妻が大変である。
7時起床。
朝食は玄米ご飯ともずくスープ。
今日から私は1泊2日の青森出張なのだが、出発は午後なので、午前中はテレワークにした。
妻が娘を掛かりつけの小児科へ連れて行ってくれ、診察と検査の結果、コロナでもインフルでもなかった。手術したお腹に痛みがあれば大変だが、そうではないので、様子を見ましょうと抗生物質を処方されて帰ってきた。これで落ち着くと良いのだが。
11時前に家を出て東京駅へ移動し、日本橋の「COFFEE LOTUS」(珈琲ロータス)で昼食。
初めて窓際の席に座った。
フルーツサンドとアイスコーヒーを注文。
果物の種類が多くて嬉しい。そして、優しい甘さの生クリームがそれぞれの味を際立たせている。
フルーツサンドにも旬のフレッシュフルーツが付いてくる。豪華なセットである。
日本橋高島屋で、訪問先への手土産を購入。神奈川を愛する神奈川県民なので、今回は「豊島屋」の鳩サブレーを選んだ。
東京駅へ戻り、13:20発の東北新幹線はやぶさ25号に乗る。車内はほぼ満席だ。早めに窓側の座席を予約しておいて良かった。
今日の東京は晴れていたが、昨日までの雨雲を追いかけて来てしまった。所々で激しい雨が降っている。
目的地の八戸では雨は降っておらず、傘を買わずに済んだ。
八戸駅で上司と後輩と待ち合わせ、レンタカーを借りて本八戸の中心地へ移動。今日の宿「ダイワロイネットホテル八戸」にチェックイン。
今夜は明日ご一緒する関係機関の方との会食が予定されているのだが、時間まで少し余裕があったので、ホテルの隣にある「さくら野百貨店」の食料品コーナーで気になった名産品や明日の朝食などを買ってくる。
少し小腹が空いていたので、会食前に買ってきた「あんこうの共和え」と「にしんの切込み」を食べる。半分は後に取っておこうと思って食べ始めたのだが、期待以上に美味しくて結局全て食べてしまった。
共和えは、あんこうの身や皮を肝や味噌で和えたもの。ぷるぷるの皮の部分に肝や味噌の味がしっかりしみ込んでいて美味しい。あんこう鍋の良いとこ取りのような味である。
にしんの切込みは、塩味がガツンとくるが、にしんの旨みもしっかり感じられる。本当はお酒のお供なのだろうが、私はご飯が食べたくなる。
夜は「七味家」で会食。店名は、1週間連続で来ても飽きない店にという想いから付けられたそうだ。
お通しでいきなりご飯が出て来て驚いたのだが、そこにのせられているお漬物が驚くほど美味しかった。「コムラのなんばんみそ」(コムラ醸造)という青森県南部の名物で、味噌という名前だが野菜をもろみに漬けたものだそうだ。あまりに美味しかったので、帰りにお土産でも購入した。
お刺身の盛り合わせ。おすすめだという〆鯖を中心に、地の魚介類がこれでもかと入っている。こんなに美味しいお刺身は久しぶりに食べた。
田子産にんにくのオイル焼き。田子産のにんにくが美味しいという話は至る所で聞いていたが、本当だった。一般的なにんにくのイメージとは全く異なる味である。
いぶりがっこチーズ和え。パンにのせて食べる。パンで食べるの?と思ったが、お肉のペーストのような感じでよく合う。
てんぽせんべいピザ。南部せんべいの中で、やわらかくて厚みのある「てんぽせんべい」を使ったピザ。もちもちした食感で美味しい。ちなみに「てんぽ」とは、足りてない(焼きが足りていない)という意味だそうだ。なるほど。
21時前にホテルへ戻り、シャワーを浴びてパジャマに着替える。
夕方に買っておいた3種類の牛乳を飲み比べしようと思ったが、明日の朝食分も必要なので、今夜は両サイドの岩手県産牛乳を開ける。
成分はほとんど同じような気もするが、たのはた牛乳のほうが後味が濃いような気がする。また、後から気付いたのだが、両サイドの岩手県産牛乳の原材料は岩手県産生乳(100%)となっているが、真ん中の青森県産牛乳のそれは国産生乳となっている。しかし、パッケージには「青森県産の生乳だけでつくりました」と書かれている。どういうことだろうか。
娘の体調は一時期体温も下がっていたが、その後再び40℃近くまで上がったようである。一筋縄ではいかないようだ。
日付が変わる頃に就寝。