社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月20日(金) 北海道ボールパーク。

2023年10月22日 08時02分07秒 | 2023年

 7時起床。朝から雨が降っており、一気に冷え込んでいる。結局、この雨は夜までずっと降り続いた。

 朝食はバイキング。昨日の食事が盛り沢山だったので、軽めにしておく。

 このホテルの朝食バイキングでは毎回、自家製のイカの塩辛を楽しみにしている(塩辛卵かけご飯にしている)のだが、最近は不良が続いているそうで、今朝はお休みだった。仕方なく代わりに明太子を入れてみたものの、やはり物足りない。

 身支度を整え、8時半過ぎにホテルをチェックアウトする。

 午前中は、門別地区と平取地区でお仕事。

 仕事を終えた後、上司がびらとり名物のトマト「ニシパの恋人」の100%ジュースをご馳走してくださった。トマトそのものの味がする濃厚なジュースである。

 胆振地区へ移動して仕事をしてから、関係機関の方に白老牛のレストラン(兼直売所)「天野ファミリーファーム」へ連れて行って頂く。

 炭火焼肉のレストランで、白老牛特上カルビセットを頂く。

 惚れ惚れするようなお肉である。

 炭火で焼いて食べる。美味しい。ただただ美味しい。

 予定よりかなり早く仕事を終え、15時前に新千歳空港へ戻る。飛行機の便を前倒そうとしたものの、羽田行きは満席が続いており、当初予定の20時便まで待たなければならない。

 空港の温泉施設でゆっくりしようかとも考えたが、もっと良い案を思いついた。

 スーツケースをコインロッカーに預け、新千歳空港駅から快速エアポートに乗る。

 北広島駅で下りる。

 そういうことである。

 試合が行われいない日でも、一部の施設は開いている。

 冷たい雨が降る中を20分ほど歩き、エスコンフィールド北海道(北海道ボールパークFビレッジ)に到着。

 念願のエスコンである。シーズン終了後ではあるが、何とか開業初年度に来ることが出来た。

 ファイターズファンはもちろん、野球ファンなら誰しもがワクワクするスタジアムである。

 こんなに近くからブルペンを見られるのか。ジャスティス(田中正義投手)の剛速球をこの距離から見てみたい。

 試合が行われていなくても、外野席側は自由に歩き回ることが出来る。

 最前列に座る。臨場感が素晴らしい。次は絶対に試合を観に来よう。

 座席には程よい柔らかさがあって、座り心地はかなり良い。座席間のスペースにも結構な余裕がある。

 温泉施設やサウナ、ホテルなども入っている「TOWER11」へも行ってみよう。

 「TOWER11」と言えば、このレジェンドお二方の壁画である。ダルビッシュ有(2005~2011年)、大谷翔平(2013~2017年)に続いて背番号11を背負う人材の登場が待たれる。

 行けるところまで上ってみる。

 エスコン名物のひとつになっている巨大なガラス壁。間近で見るとすごい迫力である。

 スタジアムツアーは毎日開催されているようで、参加するとグラウンド内を歩くことが出来る。

 球団の親会社である日本ハム株式会社が運営する「フードホール」に入る。

 大画面で放映されている今シーズンのプレイバック動画を観ながら食事を楽しむことが出来る。

 カウンター席のど真ん中に座る。

 まずは、ニッポンハムグループで作ったエキスと北海道産野菜を使ったポトフを食べる。冷えた身体が温まる。

 もちろん、シャウエッセンが入っている。

 続いては、ホットドッグとジンジャエール。

 さすがの美味しさである。主力商品であるソーセージはもちろん、北海道産小麦を使用するなどパンにもこだわっているようだ。

 エスコンフィールドで、日本ハムの商品を食べながら、ゆっくりと今シーズンを振り返るという幸せ。これでチーム成績がもうちょっと上だったら更に嬉しかったのだが。

 最後にトイレへ寄ると、出口で大谷くんの言葉が元気をくれた。

 何だかんだで2時間以上も滞在した。来シーズンは必ず試合を観に来よう。

 雨も強いし更に冷え込んできたので、帰りはタクシーで北広島駅まで戻る。

 エスコンフィールドに来ていることをX(Twitter)に書いたら、前職時代の先輩がちょうど出張で札幌に来ているとのことで連絡をくださり、帰りに空港で会うことにする。先輩とは明日横浜で会う約束になっているのだが、前日にもこのような形で遭遇するとは。

 千歳行きの普通列車に乗る。

 終点で下車。

 快速エアポートに乗り換える。本当は北広島で少し待ってこの電車に乗れば良かったのだが、無駄に乗り換えをしたくなるのが鉄道オタクの性である。

 新千歳空港の改札で、1本後の電車でやってくる先輩を待つ。

 先輩と合流し、お土産を買ってから、空港のラウンジでお茶をする。こんな偶然あるんだねーと言い合いながら、搭乗ギリギリまでわいわいお喋り。

 先輩より1本早く、20時発のJAL526便で羽田へ戻る。

 金曜日の夜だからだろうか、新横浜行きのバスは満席で乗れず、京急線もぎゅうぎゅう詰めの満員電車だった。出張帰りのサラリーマンに加えて、外国人観光客の姿が目立った。入国直後にこんな電車に乗せられて、彼らの日本に対する第一印象は良くないだろう。今後の滞在中に挽回されることを祈るばかりである。

 京急蒲田で乗り換えた横浜方面の電車はそれほど混雑しておらず、ほっと一息。しかし、さすがに疲れたので東神奈川からはタクシーに課金する。

 23時過ぎに帰宅し、急いで荷解きをして、入浴と洗濯を済ませる。

 1時半過ぎに就寝。